社会人としてこれだけは知っておいた方がいい「社会保険の基礎知識」をご紹介します
そもそも「社会保険」は、1つの保険ではなく、下記の「4つの保険」を総称した呼び名です。
1.健康保険
いわゆる「保険証」で、健康保険に加入していれば病院での診察料は70%オフとなる保険です。(本来10,000円の診察料が3,000円ですみます。)
2.年金保険
いわゆる「年金」で、年金保険(厚生年金)は厚生年金保険法等に基づいて、主として民間企業の労働者が加入する公的年金制度です。(老後に受け取る年金もこれにあたります。)
3.雇用保険(失業保険)
「失業保険」という言葉を聞いたことがあると思いますが、失業状態となった場合に再就職するまでの一定期間、一定額のお金を受け取ることができる保険です。
4.労災保険
仕事中や職場に向かう通勤中に事故や災害にあった場合に保険給付を受けられる保険です。
尚、社会保険に加入しないと「会社は得」をし「社員が損」をします。
会社は社員ひとりあたり約50万~90万/年を浮かすことが出来る上に手続きの手間もかかりません。
ただ、社員は医療費が全額自己負担になり、失業保険ももらえず、傷病手当もなくなり、配偶者が受け取れるはずの年金もなく、障害年金、遺族厚生年金なども全てなくなります。