接客におけるマッチングの重要性に続きましてアプローチの仕方「営業スタンス」について。
お客様とお話をする際の「スタンス」は大きくわけて2種類です。
①“先”提案型(プッシュ型営業)
お客様のなかで希望の女の子のイメージが定まっていなかったり、言葉で表現するのが難しい場合に、こちらから「先に」女の子の良さ、特徴、推しポイントを提案していくスタンスです。
尚、「先に」とはいえお客様の好みをヒアリングしないわけではなく、お客様の表情、視線などの非言語コミュニケーションに注目しお客様の好みを探りながら、それに応じた提案をしていきます。
②“後”提案型(プル型営業)
お客様から具体的にどういう女の子がご希望かを教えて頂ける場合に、お話をうかがった「後に」ご希望に沿った女の子を提案していくスタンスです。
尚、「後に」とはいえお客様の話をただきいているのではなく、よりお客様が本音をおっしゃってくださるように的確なあいづちや軽い質問をはさみこむのが重要です。
この①と②の使いわけは、「お客様のタイプ」によってとなるので、第一印象でお客様がどちらの属性の方なのかを見極めるのが大切です。
で、もし第一印象での見極めが「間違ってた」場合は、気付いた瞬間にパッと軌道修正します。
たとえば第一印象で「①」のお客様だと思いこちらから積極的に提案していっている途中で「あれ?お客様なにか言いたそうだぞ?あまり話もきいてくださっていないぞ?もしかして②のタイプのお客様?」と気付いたなら、すぐに②のスタンスに切り替え、お客様にお話いただくようにします。
もしこのスタンスの切り替えをせずに、①のスタンスのまま②のお客様に提案をし続ければ、お客様は「この店員押しつけがましいな」と感じお帰りになるか、お遊び頂けたとしても女の子に「お店のスタッフさん、なんか感じ悪いよね」と話し女の子がお客様に「すみません」と謝る事になってしまいます。
この2スタンスはとても大切なので、入社後の各種研修で具体的な方法を学ぶ機会を設けています。