人事部Mgrによる風俗スタッフ面接 完全マニュアル

はじめまして、人事部マネージャーの宇佐美です。

このページでは「店長候補」や「内勤スタッフ」などの風俗スタッフの「面接」を突破し採用される為のノウハウを公開しています。

大前提として、風俗面接は主に2種類、中小の風俗店に多い「ノーチェック型」と、大手グループに見られる「フルチェック型」です。

前者「ノーチェック型」は文字通り「なにも見ない」面接ですので誰が受けても受かります。

後者「フルチェック型」は「あなたのすべて」を知ろうとします。

ただ、フルチェック型は「あなたの良いところも悪いところも知りたい」健全タイプと、「粗探ししてすこしでも悪いところがあったら落としてやる」という歪んだタイプに分かれます。

このページでは最も人気のある「あなたの良いところも悪いところも知りたい」健全な風俗店の面接にターゲットを絞ってお話をします。

いきなり履歴書・職務経歴書を書く前に、まずは2点想像してみましょう。

「履歴書・職務経歴書を読むひとはどういうひとだろう？」

「そのひとは履歴書・職務経歴書からなにを知りたいのだろう？」

私であればこの2問に対し「読むのはきっと人事部のひとだろうな。30代より上の年代のひとかな。」「どんな経験や実績があって、どういう考え方で、今後なにがしたいひとか知りたいだろうな。」と想像します。

その想像にもとづいて「相手が知りたいこと」を「わかりやすく」「もれなく」履歴書・職務経歴書に書きます。

たとえば「職歴」であれば「どんな商売をしている会社で、どんな仕事内容を、どんな失敗や成功を経験し、いつからいつまで仕事をし、どんな理由で退職したのか」を書きます。

特別な実績がないから「書くことがない…」と感じる方もいますが「この会社では特別な実績はありません。それどころかこの頃は仕事への熱意がなく、恥ずかしながらつまらない毎日をすごしていました。あの時にもっと頑張っていればもっと人生を変えられたはずと今は後悔しています。でも、だからこそ、これからは時間を無駄にすることなく必死に取り組みます。」と書けます。

同様に「志望動機」も「今までこういう経験をしてきて、こう感じ、こう考えて、今後の人生をこうしたいと考えて転職先を探しています。御社のこういった点は私の願いと合致し、ここで努力を重ねれば理想に近づけるとおもい応募しました。」といった内容を書きます。

写真も「どんなひと」なのかがわかる服装、表情で撮ります。

面接官を想像し、面接官の頭の中を読めば、履歴書・職務経歴書は簡単に書けます。

しかも、「読み手のことを想像し考えて書いている」ことが面接官に伝われば「このひとはお客様や女性の頭のなかをちゃんと想像して仕事をしてくれるだろうな、優秀だな」と評価もされます。

面接前にやると良いことは簡単でたった2つです。

ひとつは「緊張する」こと、もうひとつは「その緊張から逃げずに向き合う」こと。

この2つだけやれば、面接本番で最高のパフォーマンスを発揮できます。

緊張するのは「採用されたい想い」と「自分の短所を理解しているからこそ不採用になるかもしれないこと」を認識できているからこそです。

なので、緊張するのは悪いことではなく、むしろ良いことです。

その上で「自分の短所」や「採用されない可能性」から逃げずに、「採用されたい想い」に向き合い続けます。

採用される確率を1％でも上げるために、髪型は乱れていないかな、ネクタイ曲がってないかな、面接でどんな質問されるかな、質問になんて答えようかな、頭が真っ白になってしまったらどうしようかな、と思いつく限りのすべてに明確な答えを出せば、準備は完璧です。

面接に臨むにあたり頭のなかにいれておくと採用される確率があがるハウツーを「5点」紹介します。

①第一印象を演出

電話や内線での「声」、対面時の「表情」といった第一印象は大切です。

風俗スタッフは「接客業」なので、この第一印象が暗かったり雑だったりするとマイナス評価からスタートすることになってしまいます。

②面接官が考えていること

面接官はシンプルに「採用したい」と考えて面接に臨んでいます。採用出来そうだと嬉しく、採用が難しそうだと必死にあなたの良いところを探すために質問を重ねていきます。

③質問への答え方、NGワード

面接官からの質問に対し、知識として知らないことを「知らない」と答えるのは「正直なひと」として伝わるのでOKです。

ただ考えて答える質問なのに「わからないです」と答えると「考える力が弱い、すぐあきらめるひと」とマイナスになります。「見当違いでしたらお恥ずかしいのですが」と前置きをした上で自分なりの答えを伝えましょう。

④アピールポイント

まじめな方ほど自分の「アピールポイント」を答えるのが苦手ですが、でも「アピールポイントをきかれると考えこんでしまう謙虚さと真面目さがアピールポイントです。」と答えたっていいんです。

面接官は「どんなひと」で「自身の長所はなにだと思っているのか」を知りたいのですから思い切って伝えましょう。

⑤質問の仕方

面接ではどんな質問をしてもいいのですが、相手にどう受け取られるかは考えましょう。

たとえば「店長候補の仕事内容はなにですか？」と質問すると面接官は「え？求人サイトに詳細に載せてあるけど読んでないの？仕事内容わからないで応募したの？」と思います。

同じ質問をするにしても「店長候補の仕事内容は○○と○○と○○がメインで○○等もすると理解しているのですが、この認識は合っていますか？」と聞けば面接官は「ちゃんと情報収集しているね。それに情報を整理した質問の仕方だから論理的に考えるのが得意そうだな。」とプラスに感じます。

⑥退室時

面接場所から出るときに最後に交わす言葉や表情による印象は面接官に強く残りますので、最後までベストを尽くしましょう。