働いている男性のステイタスと言えるのが年収。
当然ですが、少ないよりは多い方がいいですし、年収を一つの目標にしている方も多いでしょう。
そんな中で働いている男性、特に20代の男性が目標としているのが年収500万円。
実際のところ、その生活や仕事の実態はどういうものなのでしょうか?
そんな年収500万円にまつわるお話をまとめてみました。
年収500万円とはどの程度のレベルか?
2015年の国税庁の調査によると、一般的な男性サラリーマンが年収500万円に届くとされているのは40歳前後。
ミドル世代にならないとそれだけの金を稼ぐのは難しいとされています。
それだけに若い20代のうちに稼げたら同年代の中では圧倒的にお金持ちと言えることでしょう。
最近の若い方は競争するのが苦手と言われていますが、一方でバイタリティの強い方が少ない世代でもあるので、周りに流されることなくやる気さえあれば、大金を掴めるだけの大きな仕事ができるはずです。
しかし、一方でわからないのが年収500万円の生活。
会社勤めのひとはイマイチピンと来ないかもしれませんが、年収が500万円だからと言って手元に残るお金も500万円というわけではありません。
当然ながら税金や社会保険料等が引かれてしまい、最終的に手取りで入るのは390万円~400万円と言われています。
ちなみに20代後半の男性の平均年収は393万円。
年収500万円なら今の年収がまるまる自分の手元に来ると考えられるでしょう。
そう考えるとかなりのゆとりのある生活ができると言えます。
なお、国税庁の「民間給与実態統計調査(平成27年分)」によれば、年収500万円あれば年収上位3割に入ります。
年収500万円を稼げる業種とは?
年収500万円を稼ぐとなるとそれなりにハードルが上がります。
普通にサラリーマンをしていては40代にならないともらえない金額なので、通常の会社に勤務していてはなかなか稼げないと言えるでしょう。
では、若くして年収500万円を稼げる職業とはどんなものがあるのでしょうか?
男性の場合、以下の職業が若くして稼げる仕事として知られています。
医者
稼げる仕事の定番と言えば、医者。仮に大学を2浪して、学業に6年を費やしても27歳でインターン(研修医)。
その時点で年収500万円を稼げることがほとんどです。
つまり、社会人1年生にしていきなりそれだけの年収を狙えるというアドバンテージがあります。
もちろん、医者はキャリアを積めば年収はどんどん上がって行くので気が付けば年収は倍の1000万円というケースもザラ。
さらに言えば自身で独立すれば、その年収はまさに天井知らずです。
ただし、稼げる仕事だけに当然ハードルが高いのも確か。
そもそも大学で医学部に在籍し、しっかりと勉強しないといけないので転職ですぐなれるようなものではありません。
公認会計士
こちらも医者同様に稼げる仕事。
監査法人で実務経験を積まないとなることはできませんが、公認会計士の資格さえ得られれば監査法人に就職できるため、ほぼ間違いなく年収500万円の道は開かれています。
しかし、その肝心の公認会計士の資格を取るのが重労働。
現役の大学生が必死に勉強しても在学中に資格を得るので苦労しているなかで、社会人になってから試験を受けるとなると、相当の努力を要求されます。
弁護士
医者に続いて稼げる仕事の代名詞。
大手弁護士事務所に入所すれば年収500万円はザラですし、自身のスキル次第でさらに稼げます。
もっと言えば独立してからが一人前というところもあるので、自分の事務所を持ってからならば更なる高収入も見込めます。
とはいえ、弁護士資格を得るのもそう簡単なものではありません。
社会人から弁護士を目指す場合はロースクールなどに通って試験を受ける形になりますが、それだってかなりの年数と労力がかかります。
また、仮に弁護士資格を得ても零細の弁護士事務所に入所してしまったり、どこの弁護士事務所に雇ってもらえないと資格だけを持っていても稼げないという負のスパイラルにハマることになります。
大手広告代理店
サラリーマンからの転職でいえば最も楽な感じがするのが大手広告代理店。
多少のサービス残業はあれど、間違いなく残業代が支払われ、時に基本給を上回ることも。
仕事をすればするほど稼げるということで青天井で給料をもらえます。
ただし、最近ニュースで話題になるように労働環境が劣悪だったというケースはよくある話。
せっかく稼げても使う時間もヒマもなければまったく意味がありません。
あまりの激務で身体を壊し、長期療養や最悪の場合、過労死をする可能性だってあります。
風俗店なら年収500万円以上稼げる?
こうしてみると、若くして年収500万円を稼ぐためには学生時代からそれなりに勉強に励まないとならず、大学を卒業してから再度勉強しなおすとなるとそうしたタイムロスが出てきます。
普段の生活と学業を両立するのはとても大変なことなので、よほどのことがないとうまくいきません。
しかし、そうした社会人になった若者が大金を稼げる可能性がある職種として残っているのが風俗業。
イメージが悪いということで敬遠する方もいますが、実は風俗業界の男性スタッフは努力次第で年収500万円はおろか、1000万円さえも夢ではありません。
風俗のジャンルによっても仕事内容は様々ですが、何よりも重視されるのはスタッフのやる気や熱意。
気持ちの面が重視されることが多いだけに「この世界で頑張って稼ぐ!」という意欲のある方ならば成功する可能性は高いと言えるでしょう。
また、見込みのあるスタッフはすぐに昇級していくというのもよくある話なので、仕事の頑張り次第では1年後には店長昇格&年収大幅アップも夢ではありません。
気になる方は探してみてもいいかもしれません。
まとめ
様々な業種がある中で、年収500万円を稼げる仕事を探すというのは至難の業。
「男は稼いでナンボ!」と考える方は思い切って転職サイトを見てみたり、風俗の求人誌を除いてみるといいかもしれません。