英語を使ってかっこよく仕事をして、たくさん稼いで、タワマンに住んで、優雅でセレブな生活を夢見ているあなた、ヤバいです。
その夢、99％叶いません。
ネットには「英語で稼ぐ！」「英語があれば一生お金には困らない！」なんて言葉が並んでいます。
でも、アレを信じたらあなたの人生終わります。
日本での英語を使った仕事の99％は稼げません。
稼げるのは1％のみ。
ここの選択をまちがえると低収入まっしぐら。
30歳、40歳、50歳になってもせまいアパートで、牛丼に生卵をプラスしようか躊躇することになります。
年をとってからの貧乏な生活は本気でしんどいです。
そんなしんどい将来にならない為にも、このページで英語で稼げる仕事と稼げない仕事を理解してください。
私、宇佐美[🔗Linkdin]は帰国子女、早稲田大学、TOEIC870点というキラキラな経歴から、稼げなくてガス・水道・電気・携帯・家賃を滞納しまくったどん底の経験を経て、今は人事部マネージャーとして英語スタッフの採用・評価に携わり、ふだんの買い物は値札を見ないでOKなくらいには稼いでいます。
そんな天国も地獄も経験してきているからこそ、実体験をもとにあなたにお伝え出来ることがあります。
英語を使って一流商社でエリート街道をすすむような殿上人や、英語を話せないのに上っ面の話をするような人とは違う、酸いも甘いも経験し泥水をすすってきた経験者として、本気でお話をさせていただきます。
本気で稼げない『英語を使った仕事 TOP4』
①通訳、翻訳は稼げない。
まじめな人、特にコミュニケーションが苦手だったりするひとは翻訳や通訳の仕事を目指しがちです。
私もブラックな営業職に疲れ果てた頃に夢見たことがあります。
でも、絶対やめた方がいいです。
まじで稼げないです。
もともと稼げなかった職種の代表格だったのに加え、DeepL翻訳やGoogle翻訳などの自動翻訳サービスの精度が上がることでわざわざプロの翻訳家に金を払って頼む企業は減っており、さらに英語が母国語の外国のひとたちがこの市場に低単価で参入しているので、仕事の件数が減り、単価も下がっています。
典型的なレッドオーシャン。
ガチで食っていけません。
②留学カウンセラーは稼げない。
これも、英語に触れられる仕事をしたいと願う若者が目指しがちな仕事です。
たしかに外国や英語との距離は近く、英語に興味がある同種のひとたちと接することが出来るので、楽しいでしょう。
でも、稼げません。
よく転職求人サイトなどでは営業職だから売上をあげれば稼げるみたいな話が書いてあったりしますが、あんなのは綺麗事のおままごとです。
売上をあげるためには、そもそも留学を目指すひとを大量に集めないといけません。
そのためには会社が広告費が大量にかかり利益を圧迫していますし、成約できているのは会社が広告費を投じているからであって留学カウンセラーの実績ではないと断ち切られるので、頑張れば稼げるだなんて甘い言葉にひっかかるのは危険です。
留学カウンセラーをやるくらいなら、訪日客に対するコンシェルジュサービスでも展開した方がまだ稼げるかもしれません。
③塾の英語教師は稼げない。
これもまた英語を学んできた人だからこそ、今度は教える側にまわろうとする王道の稼げないパターンです。
ひとに教えることが好きで、稼げなくてもかまわない、30歳、40歳になっても手取り20万前後でもいいのであれば、止めはしません。
でも、貧しい生活というのは本当にしんどいです。
自分の人間としての価値や自信がグラグラに揺らぎます。
そんな生活が嫌であれば、本当に塾の英語教師にはならない方がいいです。
昔は英語の学び方といえば駅前留学といったローカルでせまい範囲に限られていましたが、今の時代はオンラインで英語が母国語のひとに直接学べるんです。
あなたがサッカーを習うとしたら、部活でサッカーをやっていただけのひとより、プロサッカー選手の方がいいですよね？
それと同じで、あなたに英語を学びたいひとはドンドン減っていき、需要の低下にともない給料もドンドン下がっていきます。
求人募集が減っていく給料も安い仕事…やりたいですか？
④英語事務は稼げない。
性格的に営業が向いていないひとが選びがちなのが英語事務。
派遣の求人サイトでもよく見かけますが、正直将来性ないです。
求人数もどんどん減っていきます。
たしかに世の中はグローバルになり、外国との接点は増えていくでしょう。
ただ、海外と、頻繁に、ビジネスレベルの英語で、継続的に、接する企業がどれだけあると思いますか？
又、そういった会社にはそもそも英語が話せる人材が数多くいるとは思いませんか？
そういった周辺環境を踏まえると、英語事務という職種がいかに狭い領域にある仕事なのかおわかり頂けると思います。
ストレートに言えば、英語事務は会社から見れば「英語ができるだけの事務のひと」。
もし20代を英語事務だけで過ごしてしまい、特別なスキルや経験もないまま30代に突入すると、本気でヤバいです。
未経験でも英語で稼げる仕事
ここまでくれば、勘のよい方はもう気づいていると思います。
英語だけでは稼げない、という事を。
30年前なら英語を話せる日本人が少なかったので、希少性の分だけ給料も高かったでしょう。
でも、今は英語を話せる日本人なんて山ほどいます。
外国からネイティブで日本語も話せるひとも日本に渡ってきています。
一生懸命頑張って英語を学んだひとからすれば目を背けたくなるでしょうが、ぶっちゃけてしまえば「英語が話せる」ではなく「英語が話せるだけ」なんです。
これが現実です。
そんな現実を乗り越えて、それでもなお英語で稼ぎたいと願う方のために、英語で稼げる仕事を『2種類』紹介します。
体験談に基づく、綺麗事ぬきのガチガチの2職種です。
①利益を直接あげられる職種に就く。
稼ぐための最短距離は利益をつくることです。
売上ではなく利益。
売上ではうえに書いた留学カウンセラーのように稼げません。
明確に利益を上げられる構造の業界、企業を選び、おもに営業職等に就くことです。
もしかすると「なんだよ、結局営業かよ」と腐る方もいるでしょう。
そのとおりです。
利益をあげないひとに、会社は高い給料を払いません。
世の中、そんなに甘くありません。
ただ、逆に言えば 利益を立てればいいだけです。
英語を「道具」として使い「利益」を獲る。
やるべきことはシンプルです。
英語を修得するために重ねた努力と同じくらい頑張れば余裕です。
②構造的に英語を話せるひとがいない業界に入る：ナイトワークなど
これは発想の転換です。
日本には英語が話せるひとが大量に増えてしまったと先程お伝えしました。
これはマクロで見れば正しく、ミクロで見れば誤りです。
日本には多くとも、まだ少ない領域も残っています。
たとえば、風俗業界。
風俗業界には高学歴なひとは少ないです。
これは本気で勉強をしてきていないことを意味します。
その勉強のなかには英語も含まれます。
つまり、英語が話せるひとがかなり少ないのです。
こういった環境であれば英語が話せるだけで希少性を獲得できます。
あなたのように英語を話せる人材を獲得することが難しい場合、会社は高い給料を払います。
特に最近では、本気で外国人を集客している風俗店もあるので、そういったところは本気で英語が話せる人材を募集しています。
かくいう私も、シンデレラFCグループの人事部マネージャーであると同時に、外国人専門店事業のマネジメントを担当しているため、本気で英語が話せる人材を求めています。
ちなみに、一般業界であれば英語が話せる人材として「外国人」を採用する選択肢もあります。
ただ、風俗業界は風営法の定めにより外国籍のひとは特定の在留資格がないと雇用できません。
なので、風俗業界は『英語が話せる日本人』を雇用するしか選択肢がないのです。
これは英語が話せるあなたにとってはかなり有利な条件です。
『英語で稼ぐ』のまとめ
☑通訳、翻訳は稼げない。
☑留学カウンセラーは稼げない。
☑塾の英語教師は稼げない。
☑英語事務は稼げない。
☑利益を直接あげられる職種は稼げる。
☑構造的に英語を話せるひとがいない業界に入れば稼げる。
尚、「構造的に英語が話せるひとがいない業界」として「風俗業界」をあげましたが、注意は必要です。
会社の歴史が短い風俗店、外国人だけを相手にしている風俗店、規模が小さい風俗店、社会保険や完全週休2日などの福利厚生が整っていない風俗店、は絶対にダメです。
給料がどんなに高くてもあなたの人生を台無しにされます。
仕事選びの際にはくれぐれもお気をつけください。
皆さんが英語をつかい、経済的にも精神的にもゆたかな日々を送れることを、心より願っています。
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