どうも、転職先の選び方の専門家 人事部マネージャーの宇佐美です。
「変えるなら今だ」と背中を押されて転職をするとき「いい会社」を選びたいですよね。
お給料、働きやすさ、仕事のラクさ、楽しさ、同僚のひとの良さ、通勤のしやすさ、転職で大切にしたいことは盛りだくさん。
そんなたくさんの選択肢のなかから、あなたにとってBESTな「転職先の選び方」を宇佐美の全力をもってお話します！
STEP1.やりたいことなんてなくていい
「僕はやりたいことがないダメ人間だぁ…」なんて私も考えていたことあります。
でも、おじさんになって思うんです。
「やりたいことなんてないのがふつうだよね」
別に無気力ではないし、毎日がつまらないわけでもない。
でも、なにか明確なカタチをもった「やりたいこと」はなかなかない。
街中で見かけるサラリーマンのおじさん、OLのお姉さん、みんな「やりたいこと」を持っているようには見えないですよね？
もちろん、目先の仕事の目標などはあるけど、それは「やるべきこと」や「いまやること」であって、「やりたいことハコレだぁぁ！！」なんて壮大なものではない。
だから、転職先を考えるとき、まず初めに「やりたいことがないとダメ」なんて強迫観念は捨てることをオススメします。
やってみたいな、面白そうだな、くらいのフワフワとした流動的な気持ちがあれば十分！
荷物がすくない方が頭は回りますしね。
STEP2.やりたくないことを
2個だけ決める。
風俗系の転職サイトを見ていると、色々なことに興味が湧くとおもいます。
この会社楽しそうだな、このひと良い人そうだな、こっちの仕事はお給料いいな、残業がゼロなこの求人もいいな、なんて感じで。
この「興味」や「ワクワク」した気持ちはあなたにとって大事なものなので、削らないでおきましょう。
削った方がいいのは、「やりたくないこと」。
たとえば私であれば「汗っかきだから屋外の仕事はやりたくない」みたいな、ひとから見れば「なにそれ？」て思われることであっても、自分が絶対にやりたくないことを2個決めちゃいましょう。
もしあなたが有能で転職市場でものすごい価値があるのであれば、2個じゃなくて、5個でも、10個でもOK。
ただ、あまり数が多いと、あなたが楽しそうと感じた会社や、興味がわいた仕事までドンドン減ってしまって選択肢がせばまり過ぎてしまうかも。
だから、あくまで「本当にやりたくないこと」だけにしておくのがオススメです。
STEP3.絶対にゆずれない希望条件を
4個だけ決める。
次に考えるのは転職して働く上で「絶対にゆずれない希望条件」。
贅沢をいえば100個くらいあると思うけど、その中から「絶対」なものを4個だけ選ましょう。
私であれば「給料30万円以上」「完全週休2日」「通勤40分以内」「自由度の高い社風」の4個。
この4個しだいでは転職活動が難航しちゃうかもしれないけど、まずは自分なりのものさしで決めてOK！
今まで18万円の給料だったひとが「給料50万円以上」を条件にしたっていいんです。
きっとなかなか内定はもらえないだろうけど、可能性はゼロではないし、失敗をするなかで学べることもあります。
だから、まずは自分のなかのゆずれない転職条件を4個あげてみましょう！
STEP4.入社後のことを想像する。
ここまでの「絶対にやりたくないこと」と「譲れない希望条件」を転職サイトに入力すると、条件にあう会社、求人情報が表示されますよね。
その一社、一社を見ながら「入社後の自分」を想像してみましょう。
活躍している姿でも、苦戦している姿でも、写真に写っている先輩と楽しく仕事している様子でも、なんでもOK！
なるべく頭も心もリラックスさせて、イマジネーション全開で、まだ見ぬ未来をイメージしましょう。
転職はあなたの未来がより良いものになることを目指すものだから、この未来を想像するのは大切です。
もちろんやった事がない仕事、見たことがない会社だから想像できないところもあると思います。
求人内容を読んで、会社ホームページを見て、転職口コミサイトを見ても、まだ想像できないこともあるはず。
でも、大丈夫！
想像できないから向いていない、成功できない、なんて事はないです。
想像できないけど惹かれる仕事、会社もあると思います。
想像できないからこそ「もっと知りたい」と感じることもあるはず。
転職は「好奇心だけ」では危なっかしいけど、でも「好奇心」がない転職はだいたい上手くいかないです。
だからこそ、想像しているときに「ワクワク」できる会社を探しましょう。
STEP5.いちど整理する。
ここまでの4ステップで、あなたが「転職してみたい」と感じる会社は絞り込めたとおもいます。
ひとによっては「100社」かもしれないし「1社」だけかもしれないけど、それがあなたの「意志」なんだから、それでOK！
1社だけだからといって心細くなって条件をゆるめるのは、まだしない方がいいです。
たしかにその1社は書類選考で落ちるかもしれないし、面接で不採用になるかもしれないし、そもそも面接で話してみたらあなたの想像とはまったく違ってあなたの方から辞退するかもしれないです。
でも、あなたの意志に反して条件をゆるめ始めると、あなたの「軸」や「境界線」があいまいになってしまい、後々の後悔につながってしまうかもしれないです。
転職活動はメンタルにもすごくプレッシャーがかかるし、不採用になるたびにダメージを受けるかもしれないけれど、その経験はあなたの糧になります。
なので、ここでは自分が選んだ会社を削ったり足したりせずに、整理だけしましょう。
STEP6.応募の前に、意識を変える。
いざ求人に応募する前に、その前にひとつ大切なことを。
転職活動において「会社」なんてものは存在しない、て事を意識しましょう。
応募するとき、面接するとき、どうしても「株式会社◯◯に応募する」「株式会社▢▢の面接を受ける」と会社を意識してしまいがち。
でも、「株式会社◯◯さん」なんてヒトはいないですよね？
あなたの相手をするのはその会社で働く「〇〇さん」というあなたと同じ人間。
だから、応募するときも、面接を受けるときも「◯◯さん」と向き合う気持ちを。
会社を意識すると得体の知れない大きなモノを相手にしているような感覚になって緊張し接し方もわからなくなります。
でも、相手も「ひと」だとわかれば、緊張もやわらぐはずです。
STEP7.いよいよ「応募」しよう。
あなたの目で選んだ転職先の候補である会社にドンドン応募をしましょう。
全部一気に応募してもいいし、こういった転職活動に慣れてないようであればまずは数社だけに絞ってもいいです。
私であれば、候補が30社程度あればまずは「興味本位」で選んでいる5社に応募し履歴書・職務経歴書の書き方や面接の練習をして、選考結果が不採用ばかりであれば書類の書き方を改善して、面接での立ち居振る舞いや話し方、話す内容も変えて、バージョンアップした私にしてから次の5社に応募する、というトライ・アンド・エラーを繰り返します。
転職活動をすれば「不採用」になるのは絶対に避けられない。
不採用が続くと失敗がこわくて顔がこわばりスムーズに話せなくなって挙動不審になってしまうもの。
だからこそ、最初から「不採用になっても凹まない。不採用になったら改善しよう。」と心が揺れないように気持ちを固めておくのがとっても大事。
それに、そもそもどうせ一社でしか働けないんだから、99社から不採用にされても、残りの1社に採用されればOK、と考えて肩の力を抜きましょう。
では、気持ちがかたまったら早速まずは1社目の会社に応募してみましょう。
まとめ
STEP6までご覧いただきありがとうございます。
転職先を選ぶときはあなたの「頭」も「心」もフル活用するのがBESTな転職先の選び方です。
転職活動をしていると不安に押しつぶされそうになる時もありますが、自分のなかの「軸」がブレないように頭と心で支えてあげてください。
最後までお付き合いありがとうございました。
以上、シンデレラFCグループ 人事部マネージャーの宇佐美でした。
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