一般的に性癖を現す際「SかM」に分けられることでしょう。
責める方が好きな方はSと称されますが、反対に責められるのが好きな方は「M」。
その語源はドイツ語のマゾヒストの頭文字を取ったものになります。
女の子から叩かれたり罵倒されたりという、一般的には考えづらい屈辱を味わったほうが性的に燃えるというタイプの人を現しますが……そんなM男性について解説します!
マゾ(マゾヒスト)は気持ち悪いモノ?
「あなたはS? それともM?」
男女のエロトークで最もポピュラーな質問と言えるのがこれ。
一般的に女性は性格的にMっ気が強いタイプの方が多く、リードしてくれる男性=Sな性格の男性を好む傾向があり、反対にM気質の強い男性はあまり好まないという傾向があります。
そもそもMとは肉体的、精神的な苦痛を与えられたり、羞恥心や屈辱感を味わったりする事によって性的快楽を得るというマゾヒズム(ドイツ語)の人物(マゾヒスト)の頭文字を取ったもの。
日本では正式名称のマゾヒストと呼ぶのではなく、マゾと略したり、M男(M女)と称したりすることがほとんどです。
マゾな男性の場合、女性からのビンタやキックを受けたり、首絞めなどの関節技を極められたりという肉体的な技を喜ぶと言うこともありますし、大勢の前で罵倒されるなど、一歩間違えばパワハラとさえ取られかねないような叱責を受けたときに快楽を得てしまうというのがこれにあたります。
そのため、一般的な女性からしたら「叩かれているのに何で喜んでいるの?」「怒られているのに何でヘラヘラしているの?」という思いから、気持ち悪いという感情が芽生えてくると言えます。
そのため、世間的な認識では「Sな男性がノーマルで、M男はアブノーマル」という認識を持っている方が多いとも言われています。
しかし、最近は合コン等でも「M男」アピールをする男性が増えてきました。
単に酒席でのネタとして使うのもそうですが、一方で以前よりも性に対して奔放な女性や男勝りな性格の女性も増えてきました。
「草食系男子」という言葉が一時期流行ったように、ひ弱に映るM男もある程度の市民権を得たと言えるでしょう。
なので、最近ではM男=気持ち悪いと言う印象が薄れきた感があります。
マゾ(マゾヒスト)が喜ぶプレイとは?
女性からいじめられることに快楽を得るのがM(マゾ)な男性のフォーマット。
当然、エッチの時にもM男が好むプレイは数多くありますし、それらのサービスを得意としている風俗店も存在します。
言葉責め
M男が喜ぶプレイでは最もお手軽かつオーソドックスなもの。
普段はどちらかと言うと、男性が女性に対してエッチな言葉を耳元でささやいたり、女性の痴態に対しての感想を漏らしてみたりして女性の反応を窺うというのが一般的ですが、これをまるっきり反対にしたもの。
つまり、女性側が男性側の恥ずかしい様子を責めるのがM男にとってはまさにご褒美ともなるプレイです。
「どうしておちんちん、こんなにおっきくなっちゃったの?」
と言う具合に甘く囁くのもアリですし、
「なんで汚いペニスがこんなにおったっているのよ!」
と罵倒するのもOK。
女性の軽蔑した視線とともに合わせれば破壊力満点のプレイに昇華していきます。
前立腺マッサージ・アナル責め
これはある程度、女性側のテクニックが求められることですが、端的に言えば男性のアナルをいじるプレイを指します。
ゴムを付けた指で手マンのノリでアナルをほじくってみたり、直腸の一部に接しているという前立腺を直腸の壁越しに刺激するというのもM男たちにとっては大好きなプレイ。
女性が手マンをされてヨガるようにM男たちももじもじと動き出すことでしょう。
また、女性からしたら度胸がいることかもしれませんが、アナルそのものを舐めるというのも効果的。
M男の大半はアナルへ刺激を与えるプレイは大好きなので、デザートのような感覚で楽しんでいることでしょう。
ペニスバンド
アナル責めの中でもハードタイプのものがこのペニスバンド。
女性が腰にペニスバンドを装着して男性のが勃起したペニスをアソコに挿入するように檀寧のアナルに突っ込んであげると、逆転SEXのような状況に。
普段は自分がする側のはずの男性は逆にされる側に回ることで、M男にとっては強烈なエクスタシーを感じるプレイになります。
また、ここまで紹介した中で唯一と言っていいほど女性と密着できるプレイでもあるので、厳しく責めてくれる女性とひとつになれたという思いからこのプレイを好むM男は後を絶ちません。
聖水・黄金プレイ
聖水に黄金……字面自体はとても綺麗なものですが、その実態は「聖水=おしっこ」「黄金=うんち」。
つまり、女性の排泄物を口で受けたり、体に塗りつけられたりすることでエクスタシーを得るプレイもあります。
M男の中には「自分のパートナーの排泄物を口で受け止めたい」という願望が少なからず存在します。
そのため、女性の体内から排出される瞬間を見たい、口で受けたい……という欲望がそのままプレイに現れます。
これは一般的な女性だとドン引き必至のハードなプレイですが、SMクラブ等にいる女王様気質の女の子であれば、むしろノリノリで行ってくれるプレイ。
こうした排泄物はM男たちにとってはかけがえのないご褒美と言っても過言ではないでしょう。
寸止め・潮吹き
ここまで紹介したプレイはいずれもM男を責めるものではありますが、ペニスを使うものはほとんどありませんでした。
M男はどちらかと言うとペニスを使うというよりもアナルに何かを入れられる、精神的に痛めつけられる方を好むのですが、ペニスを使うプレイの代表格と言えばやはり手コキですが……その中でもただ簡単に射精をさせないのがM男流。
イク瞬間を女性に止められて、悶えるというの繰り返す寸止めプレイと言うのも彼らが好むプレイです。
また、寸止め後に解放されるがごとくザーメンを放出した後、亀頭を責めると男性によってはくすぐったさの後に快感がやってきて、ピューっと潮を吹きだすことも。
一説によるとSEXの5倍は気持ちがいいと言われる男性の潮吹き。
体験したM男はこのプレイの後は大満足で恍惚の表情を浮かべていることでしょう。
マゾ(マゾヒスト)が楽しめる風俗は?
M(マゾ)な男性が好むプレイはわかりましたが、問題はいずれのプレイも女性が主導になって行わなければならないこと。
中にはアナルなどのデリケートな部位を触ることになるため、知識や高度なテクニックも要求されます。
そのため、一般の女性ではとても難しいためか、M男の中にはたとえ彼女がいても、自分の性癖を満たすために風俗に通う方も多くいます。
M男が好む風俗と言うのは当然、上記のプレイが楽しめるお店。
その代表格と言えるのが以下のジャンルのお店たちです。
M性感
文字通り、M男のための風俗といえるのがこのM性感。
主に男性は責められる側にいるため、厳しいお店だと女の子へのキスNGはおろか、下手をするとタッチすらダメと言うところもあります。
その代わりに女の子のテクニックは抜群。
特にアナルを責めるプレイに関しては豊富な知識と経験を持つ子がほとんど。
デリケートな部分のプレイなだけに安心して身を任せられるというメリットがあります。
SMクラブ
M男の中でも肉体的、精神的な苦痛を強く求めている方が好むのはSMクラブ。
上記のプレイはほとんど出来ますし、さらにM性感ではあまり見られない黄金などのハードプレイもOKというのが最大の魅力。
主に社会的地位の高い男性が行く傾向があることでも知られています。
オナクラ
これは比較的ライトな責めを好むM男向け。
プレイもペニスを手コキする、自分でオナニーをしているのを見て罵倒してもらうと言うようなソフトな責めしか受けられませんが、そこにいる女の子たちは10代から20代前半の若い女の子たち。
初々しい感じで責められるのが好みの方はここを利用することでしょう。
まとめ
以上、マゾヒストの具体的内容についてお伝えしました。
ひとくちにMといっても奥深いマゾ(マゾヒスト)の世界。
風俗店でもそうしたマゾを相手にしたお店が多数存在するので、我こそはM男だと言う方は行ってみると、新しい世界が体験出来るかもしれませんよ。