男性の最大の武器とも言えるペニス。
そのペニスの皮が被り過ぎていると包茎と呼ばれる状態になり、男性にとっては最大のコンプレックスとなります。
SEXの際に女の子から嫌がられることが多い上、病気になる可能性も上がるという厄介な状態と言えるでしょう。
そんな男性の大敵、包茎についてまとめてみました。
3人に2人が包茎!?
女性にとってのおっぱいのように、男性のシンボルとも言うべき部位であるペニス。
一般的には大きければ大きいほどいいとされ、男らしさの象徴のように思われています。
そんなペニスは時に「息子」と表現されるほど、男性にとっては自身のアイデンティティと言っても過言ではありません。
サイズが小さい早漏のペニスは通称「粗チン」と蔑まれてしまいますが、その中でも最悪と言われているのが包茎状態のペニス。
一般的に包茎のペニスは衛生的にも不安が残り、イヤなニオイを発することが多いため、女性に好まれることはほとんどありません。
また、SEXの際も挿入時の摩擦でペニスを痛めることがあるなど、せっかく気持ちいいはずのSEXが楽しめないなど、男性にとっては悪いことばかり。
そんな包茎、実はTENGAヘルスケア社が2000人の男性にアンケートを取ってみたところ、なんと3人に2人が包茎だったという衝撃の結果が判明。
https://sirabee.com/2017/12/10/20161390191/
「人に言えないけど、実は……」と言う方も多いのではないでしょうか?
包茎の種類って?
世界一般では「包茎」とひとくくりになっていますが、日本の医学界においては包茎の種類は細分化され、ひとくちに「包茎」と言っても3種類のタイプがあることがわかっています。
仮性包茎
日本人に最も多いタイプの包茎と言われているのがこれ。
ペニスが通常の時は亀頭が皮で覆われている状態になりますが、勃起時には自然と治る、もしくは自分で皮をむけば簡単に亀頭が露出します。
包茎の中でも比較的軽症ではありますが、一方で「自分で簡単にむける」「SEX時は問題なく勃起する」など、一見すると通常のペニスと何ら変わらない状態になるだけに、仮性包茎の男性は自分が包茎であることに気づきにくいということも。
カントン包茎
カントン包茎とは、包皮の先端部分が狭いためこの狭い部分が勃起した場合に亀頭や陰茎を圧迫する状態を言います。
平常時は皮を容易に剥くことが可能ですが、問題なのは勃起時。
仮性包茎の場合は勝手にむけてきますし、自分の手で皮をむくのも簡単ですが、カントン包茎の場合は包皮の先端が引っかかって、亀頭が完全に露出しないという難点があります。
仮にこの包茎の方が手でムリヤリにでもむこうとすると、包皮の先端が亀頭の根元を締め付けてしまうため、輪ゴムで止めたようにペニスが圧迫されて血流障害を起こし、痛みが伴います。
こうなると亀頭を痛めてしまい、最悪の場合は壊死してしまうこともあります。
真正包茎
3種類の包茎の中で最も重症なのがこれ。
平常時に亀頭が皮で覆われているのはもちろんですが、勃起してもその皮がむけないと言うのがこの状態。
さらに包皮口が非常に狭くなっているため、自分の手でむけないのも真正包茎の特徴。
小さな男の子がいる方なら想像がつくと思いますが、子どものペニスと何ら変わらない状態が大人になっても続いていると、真正包茎と言えるでしょう。
亀頭が皮に包まれたままだと亀頭の成長が著しく阻害され、ペニスが先細りになってしまいます。
こうなると見た目的にもいびつなものになるだけでなく、正常のSEXは難しくなると言う難題に。
早急に治す必要があると言えるでしょう。
……こうしてみると包茎は単に皮がむけていないだけで笑われるどころか、下手をすると取り返しのつかないことになるもの。
「もしかしたら自分も包茎かも」「俺、カントン包茎っぽいんだよな……」と言う方は早急に対処した方がいいでしょう。
ちなみに包茎にはもうひとつ「陥没包茎」と呼ばれるものもありますが、これは単に肥満が原因でお腹にペニスが埋もれてしまう状態を指したもの。
太っている方はわかると思いますが、お腹のぜい肉が邪魔でペニスが見えなくなると言う現象がこれにあたります。
この場合は、カントン包茎や真正包茎のようにペニスに甚大な被害があるわけではないですが、ペニスのサイズに悪影響があるといわれています。
包茎は治せる?
包茎による弊害は数多くあるため、ほとんどの男性が「治したい」と思うことでしょう。
では、包茎の治療と言うのはどんなものがあるのでしょうか?
男性向けの週刊誌等を見ると、包茎の手術がで出来る泌尿器科のクリニックの広告が入っています。
そのため、「包茎の治療=手術」と言うのが一般的と思われていますが、包茎の種類によって解決策が異なります。
まず仮性包茎の場合ですが、そもそも治療の必要がないと言うケースがほとんど。
友人や女の子にイジられたことで気になる、または性病や泌尿器系の病気を予防したい、という場合に初めて治療が必要になります。
治療がマストとなるのが、真正包茎とカントン包茎の2つ。
特に真正包茎は皮の内部の汚れが原因で病気になるケースもあるため、皮の部分を切ってもらう手術を選択するのが一般的。
公的保険の適用範囲外となるため、手術の費用は安くても70000円台からとやや高額ではありますが、後々のことを考えると早めに対策を打っておいた方がいいでしょう。
https://www.ueno.co.jp/phimotic/price/
ですが、男たるものペニスにメスを入れるというのはやはり身の毛がよだつほど怖いこと。
なんとか手術を回避したいと言う方もいることでしょう。
そんな方のために、メスを入れずとも包茎を治療する方法も最近では取り入れられるようになりました。
それは、包皮の先端にステロイド軟膏を塗って、皮の開いている部分を柔らかくして、お風呂等で温まっている時にむく練習をしていくと言うリハビリのような治療法。
ペニスにメスを入れることがないため、安心して受けられますが、一方で手術ほどの即効性はないのは確か。
最低でも半年はこのリハビリのような治療を行わなければならないし、むいた際に皮から血が出てしまうというケースも見られます。
こうなると、傷口の回復を待ってから再度治療を再開する形になるので、半年以上の期間が掛かることもザラにあります。
ちなみにアメリカの場合、およそ7割の男の子がペニスに皮をかぶっている幼少期から手術を行います。
これは治療の一環と言うよりも、アメリカ独自の風習によるもの。
そのため、アメリカの男性のペニスは、小さな頃から立派にむけたものになっているのがほとんどです。
http://www.twmu.ac.jp/KC/Urology/disease/child/phimosis/
包茎の男性客は風俗で嫌われる
実際、風俗で働く女の子たちからも包茎の男性客の評判は軒並み芳しくありません。
包茎の男性客が来た場合、女の子たちは性病のリスクを回避するため、フェラなどのオーラルSEXのサービスがおざなりになる傾向があります。
通常ならば生でフェラするはずですが、フェラをする前にコンドームでペニスを覆ってのゴムフェラに変更することも。
これだと男性客としては不満が溜まります。
ですが、これはまだプレイをしてくれるだけマシ。
大抵の風俗店では、性病の疑いのある客は利用禁止となっているケースがほとんどですが、
このルールに基づいて、包茎の男性客を相手にした女の子は、その悪臭を理由に性病に掛かっていると決めつけてサービスを拒否することもあります。
せっかく遊びに行ってこんな不快な思いをするのなら、早めに対策を練っておいた方が賢明と言えます。
包茎のまとめ
以上、包茎の種類や治療方法などについて簡単にご紹介いたしました。
男性にとっては興味がある半面、耳の痛い話だったと思います。
自分のペニスを不安に思ったら、ペニスの皮をゆっくりと下におろしてみて、その様子を見てみるのも得策です。