プロフィール
角田さくら(27歳)入社2年目。
現在シンデレラグループでメールオペレーターとして求職者からのメールやLINE対応を行う傍ら、Twitter管理やグループの女性求人サイト「私にもできる」のコラム執筆なども担当。
――この仕事への転職のきっかけは何でしたか?
以前は少しアンダーグラウンドな業界でフリーターをしていましが、年齢も25歳になって将来性がないなと。
そろそろ地に足のついた仕事をしなきゃなと思ったのが転職のきっかけです。
――アンダーグラウンドって!
はい(笑)。でも風俗という少し特異な業界なら、もちろん良い意味でですが、ちょっと変わった経歴でも隠さなくても良さそうだし、家でPCも使っていたのでタイピングも早いし、まさに『私にもできる』と思って応募しました。
――アンダーグラウンドなお仕事というのがちょっと気になりますが…(笑) それはさておき「メールオペレーター」とは具体的にどのようなお仕事なのですか?
メールでの求職者に対する対応全般です。
具体的には風俗のお仕事を探している女性の質問に答えたり、面接や体験入店の予約を受け付けたりします。
キャスト応募の女性だけではなく、この幹部ナビをご覧になって店舗スタッフなどに応募する方の対応をすることもあります。
――オペレーターというと「電話でのお仕事」というイメージもあるのですが?
他の風俗グループさんはわかりませんが、シンデレラグループのメールオペレーターに限って言えば、電話対応は基本的にないです。
あるとしたら店舗スタッフさんと面接時間の調整をする時くらいですね。
求職者の方と電話でお話しすることはありません。
――メール以外での応募にも対応するのですか?
メール以外にはLINEもあります。
――24時間受け付けとありますが、勤務形態も24時間体制なのですか?
ほぼそうですね。勤務時間帯が朝勤・昼勤・夜勤とわかれているので、365日ほぼ24時間体制で対応を行っています。
24時間体制というと休みが取りづらそうと思われがちですが、うちの部署は人数も多いので自由に休みもとれますし、長期休暇も取りやすいですね。
コンビニのような過酷な24時間体制とはちょっと違うかなと思います。
――最も忙しい時間帯はいつですか?
だいたい19時~23時頃です。お昼の仕事や学校を終えた女の子が一息ついて仕事を探す……という時間なのかと思います。
ただ、忙しい時間帯は、その日や月によって波があるので一概にこの時間とは言えないですね。
風俗店の閑散期はどの時間帯も応募が多いですし、逆にGWなどのいわゆる「繁盛期」は応募が少なかったりもします。
――メールで最初に応募してから大体何通ぐらいのやり取りで入店が決まるのですか?
通常は大体3~4通くらいのやり取りで面接の予約をとりますが、多い場合は10通から20通くらいやり取りをすることもあります。
――そのスムースに決まる場合とそうでない場合の主な原因はなんでしょう?
女の子の不安を取り除けていない場合ですね。
でも質問にちゃんと答えてあげると、すんなり面接の予約が取れるケースがほとんどです。
女の子の不安を取り除いてあげるのも私たちの仕事の一つだと思っています。
あと、様々な理由でこちらからの返信が遅れてしまった場合は、スムースに決まらないことが多いです。
仕事を探している女の子って、いろんなお店に一気に問い合わせをしていることが多いので、一番早く予約を決められたお店の面接に来ると思うんです。
なので、女の子からのメールは5~10分以内に返信するよう心がけています。
――ということは、複数の方と同時進行でやり取りなんてこともありそうですね…
忙しい時は同時進行でやり取りをします。入社したての頃はその忙しさにパニックになっていましたが、今は頭の中で整理しながら対応出来るようになっている・・・はずです!
――その都度、頭の切り替えがとても大変そうでが、メール対応で一番気をつけていることは何ですか?
シンデレラグループのお仕事に応募した女の子が最初に関わるのは私たちなので、メールオペレータはある意味グループの顔とも言えるんですよね。
風俗で働いたことのない私の勝手な偏見ですが、結構、風俗業界って怪しいというか怖いイメージがあるじゃないですか。
だからこそ女の子に安心できるグループであることを少しでも知って頂けるように、できるだけ丁寧に対応をしています。
自分の対応次第で面接に来るか来ないかが決まる可能性もあるわけで…。
あとは、求職者からの質問にしっかり答える、難しい漢字やわかりにくい言葉は使わない、変な日本語を使わないように、などは常に意識しています。」
――メール対応で一番難しいと感じることは何ですか?
文面でのやり取りはすごく気楽である反面、電話や対面での会話と違って表情や声色が見えない分、冷たい印象を与えてしまうこともあります。
女の子に送ったメールを後から見返すと、キツい言い回しになってしまったな…と反省することがあります。
その点は非常に難しい部分だと思います。
他にも、自分の意図と異なる伝わり方をしてしまう時があると悔しいですね。
――メールオペレーター以外の仕事もあるのですか?
あります。
女性向け求人媒体の更新、シンデレラグループの求人用Twitterの管理、ブログ更新、グループの女性求人サイトへのコラムの寄稿などです。
他にもバナーを作ったり、データの集計といった仕事もあります。
――この仕事をしていてよかったと思う瞬間はどんな時ですか?
自分が担当した女の子が無事にお店に入店した時ですね。
そういう女の子が予約完売になっていたり、いつのまにか人気嬢になっているともっと嬉しいです。
これは女の子や店舗スタッフさんが頑張ってくれたからなので、決して私の手柄ではないんですが、勝手に嬉しい気持ちになっています。
――いえいえ、最初のやり取りが良かったから入店に繋がったわけで、非常に大きな貢献だと思います! 逆にあの時は本当に焦りました…と実感したエピソードがあったら教えてください
店舗のスタッフさんに送るメールを応募者の女の子に送ってしまった時ですね。
女の子にすぐに謝罪のメールを送ったら『大丈夫ですよ』と許してくれたので良かったですが…、あれは本当に焦りました…。
――「やってもうたぁ~」といった光景が目に浮かぶようです(笑)この仕事はどういう人が向いていると思いますか?
文字でのコミュニケーションが得意な人ですかね。あとは、人に気を遣える人ですね。
例えば、『体調を崩したので今日は面接キャンセルにしたいです』と言われた時、自然に『お大事にしてください』という言葉が出てくるような人が向いていると思います。
どうしても文面でのやり取りは冷たい印象になりがちなので、そういった【ひと工夫】が自然に出来る人だったらすぐに仕事を覚えられるんじゃないかなと思います。
他にも次のターンを想定しながら会話が出来るとか、ブラインドタッチが出来る、など挙げればキリがないですが、働いていくうちに身につくことがほとんどなので、あまり気にする必要はないかなとも思います。
――あなたにとって自分らしく働くためのコツのようなものはありますか?
ありきたりですが、仕事とプライベートのメリハリをつけることですね。
定時退社を目標に出勤時から頑張っています(笑)
――定時に帰れた日は何をされるんですか?
無事に定時退社できたら、家で映画見たり本を読んだりゲームやったり好きなように過ごしています。
始業が11時と遅いので、夜遅くまで好きなことができるのは本当にありがたいですね。
――メールオペレーターを志望する人へのアドバイスがあったらお願いします。
メールオペレーターのお仕事を始めるのに特別な資格は必要ありません。
ですから、風俗を上がりたい方、正社員を目指したいフリーターの方、ちょっと変わった仕事をしてみたい方……、どんな事情がある方でもすぐに働くことができます。
ただ、仕事自体は決して『簡単』というわけではなく、入社したばかりの方が『難しい』と戸惑ってるところをよく見かけます。
私たちがお給料を貰えるのは、シンデレラグループの各店舗で働いているキャストの女性がいるからなので、そのことを常に忘れずに応募者を『迎え入れる』という感覚で仕事が出来る人がいいのかなと思います。
なので、単純に接客業が苦手だからオフィスワークをやりたい、という方がこの仕事に向いているかというと、それは一概には言えない部分があります。
とは言っても、仕事に慣れるまでは必ず誰かがフォローできる体制ができているので、これから先長い目で見た時に役立つスキルを学ぶことができる良いお仕事だとは思います。
興味がある方は是非応募してみてください!