日本を訪れる外国人観光客の「夜遊び」に応える新たなインバウンド対策として注目されている「ナイトタイムエコノミー」。
要約すると夕方から翌朝までに行われる経済活動のことです。
外国人観光客の多くが「日本の夜はつまらない」と思っているそう。
「終電が早すぎる」「遅い時間から始まる娯楽がない」といった不満です。
日本の夜は日本人の行動パターンに最適化されているので、外国人観光客にしてみれば違和感だらけなのは当然ですが、
そんな外国人の観光客を含めた、多くの日本の人達に夜を楽しんでもらう(お金を使ってもらう)というのが「ナイトタイムエコノミー」なのです。
いつの時代も文化の創造には欠かせない「ナイトライフ」というキーワード。
ナイトタイムエコノミーは今後加速することはできるのでしょうか?
夜は寝るもの?
昼間に働いて夜は寝る。
これは健康な人の規則正しい生活リズムの基本スタイルですね。
しかしナイトタイムエコノミーはその裏側に位置しています。
「昼しっかり働いて、夜はしっかり眠る」が基本の「働き方改革」と
「夜はもっと楽しもうぜ!」を提唱する「ナイトタイムエコノミー」。
相反するようなこのキーワードに私たちはどう向かい合えばいいのでしょう。
ナイトタイムエコノミーは「夜遊ぶ」が基本です。
夜は寝るだけの時間ではなく、遊ぶ時間でもある—-
そんな意識改革から始める必要があるかもしれません。
大人は夜に遊んでもいいんです!
夜遊びをしないまま人生終わらせるなんて後悔するに決まってます。
とにかく「夜は寝る時間」そんな縛りから自分を開放することから夜の街の活性化は始まります。
外国人に限らず夜をどう盛り上げていくかは日本人にとっても大きな課題です。
まずは「夜は寝る時間」から「夜は遊んでもいい時間」というライフスタイルの考え方を受け入れていきましょう。
ナイトタイムエコノミーの問題点
銀座では閉店時間の前倒しをはじめたファッションビルや飲食店があるようです。
夜の街から人の数が減っているといいます。
インバウンド以前に日本人が夜出歩かなくなっている中でナイトタイムエコノミー振興は本当に大丈夫なのでしょうか?
夜の人材確保の問題
基本的に昼と夜のダブルで稼働したほうが経済的に効果は大きいですが人材確保の問題があります。
多くの人は深夜に働きたくありません。
昼夜逆転の勤務シフトになれば睡眠障害など様々な病気のリスクも高まります。
健康の問題からも人は本能的に夜は働きたくないと感じるのかもしれません。
交通機関の問題
ニューヨークでは地下鉄が終夜利用でき、ナイトタイムエコノミーの先進国イギリスも週末は終夜運転を始めています。
鉄道の終夜運転にはメリット・デメリットありますが、どんなに遅くても家に帰れる安心感はナイトタイムエコノミーの活性化には必須ではないでしょうか。
コンテンツの問題
ナイトタイムという響きから「夜遊び」=お酒、性、ギャンブルのようなイメージを抱きがちですがそうではありません。
遅い時間から始まるコンサートや遅くまで開いている博物館、美術館また病院など、ナイトタイムエコノミーには様々なコンテンツが含まれます。
日本でも著名人が声を上げてやっと施行にまで漕ぎ着けた改正風俗営業法によるクラブ(DJが音楽をミックスして踊らせるクラブ)の終夜営業や、
休日前には深夜まで人気の映画が観られるレイトショーなど夜遅い時間や終電が無くなってから楽しめる場所も増えつつはあります。
しかし日本独自の文化を味わえるコンテンツが夜遅くから(遅くまで)楽しめるようになれば外国人観光客の満足度はもっと上がるのではないでしょうか。
インバウンドと風俗
ところで性風俗はナイトタイムエコノミーに欠かせないコンテンツなのでしょうか?
「夜」=「アングラ」というイメージが拭えない中で、性風俗は最も肩身の狭い思いを強いられるカテゴリーであることは否めません。
ナイトタイムエコノミー活性化のための浄化と称して違法店の摘発など行われれば、逆にお客様の足が遠のくことは避けられません。
しかしインバウンドによって訪日外国人観光客からの需要が高まる未来は見えています。
(と同時に性病に関する知識や対策も必要になってきます)
https://www.cin-gr.jp/column/2018/05/seibyo.html
そこで必要になってくるのが外国人向けホームページです。
現在シンデレラグループでは随時英語バージョンの公式サイトの公開を予定しています。
それに伴い外国語のできるBilingualスタッフも募集中です。
ナイトタイムエコノミーやインバウンドといったインターナショナルなヴィジョンで風俗の未来を牽引していく覚悟のある方は、是非シンデレラグループにご一報ください。
バイリンガル、ネイティブではなくても、英語が得意で風俗でスキルを試してみたいという方ももちろん大歓迎です。
英語と風俗についてバイリンガルスタッフがブログで記事を綴っていますのでそちらも御覧ください。
https://www.cin-gr.jp/2018/04/post-2111.html