就職・転職を考える時、男性が気にするポイントの一つとして挙げられるのが給料。 せっかっく仕事をするのだから、誰だって稼げる仕事を選びたいですよね。 しかし、実際のところどういう仕事が稼げるのか気になったりしませんか? というわけで「男が稼げる仕事」のイメージが強い5つの仕事のメリット・デメリットを紹介していきます。
男の稼げる仕事候補その1:漁船
「男の稼げる仕事」と言えば、漁船に乗って漁師になるというイメージを持っていたりしませんか?
かつては借金したら返済の術としてマグロ漁船に乗り込んだという都市伝説も生まれましたが、実際のところはどうなのでしょうか? 漁師になる条件ですが、年齢の制限がないというのがメリットの一つ。 各漁業協会によってまちまちですが、一般的には中学を卒業したばかりの10代の男性でも、定年退職したばかりの方でも自分の意思次第で漁師になることができます。
頑張ったら頑張っただけ収入につながる!という稼げる仕事なので、やりがいを感じられるのもポイントに挙げられます。 しかし、一方で漁師は体力が求められるお仕事。 朝から晩まで船の上で魚を釣り上げるのはかなりの重労働。 中でも高額なことで知られるマグロは大きいもので400kg以上。 ひとりで釣り上げないにしても、400kgもあるものを持ち上げるのは体力勝負になります。
さらに遠洋漁業は一度海に出たら、最低でも半年は陸地に帰ってこないというのもザラ。 マグロ漁船になると1年も帰ってこないこともあります。 生活費や食費がかからないため、お金自体は貯めることができますが、奥さんやお子さんに1年以上会えないというのはちょっと寂しいものがありますよね。 さらに海の上で長期間過ごすということはそれだけ命の危険も考えなければなりません。
一方、近海の漁業を中心に行う場合は海の上で長期間過ごすことはありませんが、拘束時間はその分長め。 釣り上げる魚介類の内容によって異なりますが、深夜に船に乗り込み、お昼頃に帰ってくることが多いので、10時間以上拘束されることもよくある話です。 ちなみにそんな漁師の平均年収は遠洋漁業の場合、年収600万円~800万円。
近海の漁業の場合でも400万円~600万円とかなり稼げる仕事に違いありませんが、拘束時間や条件を考えると厳しすぎる感は否めません。
男の稼げる仕事候補その2:運送業
40歳以上の世代の方が若いころ、「稼げる仕事」として人気だったのが運送業。 荷物をただ車に乗せて指定された配送先へ持っていくのがメインとなるお仕事内容は実にシンプル。 それで給料が高額となれば、稼げる仕事として人気があったのもうなづけます。
しかし、運送業に人気があったのはおよそ20年前の頃まで。 バブルを背景とした好景気の頃は稼げる仕事もたくさんありましたが、現在は徐々に衰退。 大手企業ならまだしも、中小の運送会社は淘汰されてきています。
さらに運送業は拘束時間が長いのも特徴の一つ。 運転している間の時間はもちろん、荷物の積み込みや積み下ろしなども業務に入るため、平均で16~18時間労働というのもザラ。 これだけの時間を働くとなると、睡眠時間さえも取れないことも。 近年の不景気の影響もあり、人材が減っている会社で酷使された結果、事故を起こしてしまったというケースも良くある話。 これで年収平均420万円は稼げるどころか、時給換算するとむしろ稼げていない感じさえあります。
また、トラックを運転するため、中型免許以上の免許を取得していないといけませんし、高額を見込める大型トラックの運転には大型免許が必要で、取得するには中型免許取得から2年以上が経過していないと受験できません。 そのため「今すぐに稼げる仕事に就きたい!」という人にとっては不向きなお仕事と言えます。
男の稼げる仕事候補その3:治験
あまり聞きなれていない稼げる仕事である「治験」 具体的に何をするのかと言うと医薬品や医療機器の製造販売に関して行われる実験台として参加すること。 ネット上で「治験 バイト」と検索すると数多くの治験バイトの求人があることでしょう。
ちなみに治験のバイトは正式には「バイト」ではなく謝礼の出るボランティア。 そのため、1度の治験で謝礼が出る形になります。 対象のサイトに登録して、健康診断を受け、合格すれば誰でもできる上に1日当たりの謝礼が通院の場合は1万円程度、入院が必要な治験の場合は2万円前後。 通院の場合は拘束時間も5時間程度と短く交通費も出るため、時間効率はかなり高い稼げる仕事になります。
入院の場合、拘束時間も長くなるためその分、金額も高額になっていきます。
ボランティアなので謝礼は税金の対象外となるため、そのままの金額がもらえるのもポイントと言えます。 仮に1ヵ月間入院した場合、60万円がそのままあなたの手元に行きます。 しかし、治験は徹底的な自己管理を要求され、入院の場合は外出さえも自由にできません。 携帯電話も許可された時間でないと使えないというある意味隔離された環境に置かれるため、自由になれない日々が続くのが苦手な人には不向きです。
また、治験はあくまで実験でもあるので稀に薬の副作用もでることがあるのも否めません。 さらに1度、治験バイトを体験するとその後数ヵ月は治験バイトができません。 そのため、長期間安定して稼ぎたいという方にも向いていないお仕事と言えるでしょう。
男の稼げる仕事候補その4:ホスト
男の稼げる仕事として近年人気になっているのがホスト。 お客様とお酒を飲みながら楽しく会話をして、お客様を癒すお仕事。 いわゆるナイトワークのお仕事なので、お給料は高額なことで知られ、平均の年収は480万円~500万円前後。 人気ホストともなると年収1000万円以上というのはよくある話で、億を超える金額を稼ぐ超人気ホストもいる世界です。
お客様としてやってくる方はほとんどが女性。 お店によっては芸能人の方やモデルさん、AV女優も来店するので、思わぬ出会いが期待できるのもメリットと言えるでしょう。 そう考えると、稼げる上に夢のある仕事ともいえますが、その分仕事はとてもハード。 毎日お酒を飲むお仕事なので、体にはかなりの負担をかけてしまいますし、やってきたお客様を楽しませるために会話スキルが必要で、人見知りをする人ではやっていけません。
また、ホストクラブのお店によっては売り掛けと呼ばれるお客様の飲み代をツケておくシステムがあるのですが、この売り掛けを回収できなかった場合は担当したホストが自腹で支払います。 時に100万円を超える高額な金額を支払わなければならないこともあり、そうなると稼ぐどころか一気に借金生活に陥ってしまいます。
男の稼げる仕事候補その5:風俗スタッフ
様々な稼げる仕事の中で最後に紹介するのは風俗スタッフ。 その名の通り、風俗店のスタッフとしてお客様に女の子を紹介したり、コンパニオンとして働いている女の子の出勤スケジュールの管理などが主な仕事になります。
体力勝負とも思われがちですが、実際に働いているスタッフの多くはデスクワーク。 メール予約をしてくれたお客様の確認や電話応対がほとんどで、パソコンが利用できる人は積極的に採用される傾向があります。 そのため、サラリーマン経験のある方が転職した場合でもすぐに対応できます。
また、勤務時間も長いと思われがちですが、早番・遅番の2交代制を取っているところも多く、風俗スタッフの勤務時間は実質10時間程度。 シンデレラグループの場合は週休も2日制で有給休暇も取れるシステムを完備しています。
また、各種のインセンティブ制度を導入することで頑張れば頑張っただけ給料が上がるのもやりがいを感じられるポイント。 初任給から比較的高額なことも多く、シンデレラグループの場合はスタッフで24万円から、将来店長になりたいという店長候補は30万円からそれぞれスタート。 ここにあなたの頑張りによって達成される各種のインセンティブや定期的に行っている評価制度を導入することですぐに昇給も夢ではありません。
漁師や運送業のように命の危険はほぼ全くと言っていいほどなく、治験バイトやホストのように体調面での不安も皆無な風俗スタッフの仕事は効率よく稼ぎたいと考えている方にはオススメの職業と言えるでしょう。
稼げる男の仕事 まとめ
男性が稼げる仕事は様々で、それぞれにメリット・デメリットがあります。 どこに重きを置くかで価値観は変わっていきますが、風俗バイトはリスクが少ないながらも高額の給料を稼げる数少ないお仕事のひとつ。 「就職・転職してガッツリ稼ぎたい」という方にはぜひともおすすめできるお仕事なので、気になる方はチェックしてみてください。