初めまして、システム開発部Mです。
この1年で携帯電話市場にスマートフォンが定着し、移動中の電車の中や会社への通勤途中などでもスマートフォンをごく普通に使っている人を見かけます。現在はその大半がiPhoneですが、たまにXperiaも見かけすっかり定着したと実感します。当グループでもiPhone対策を実施する等スマートフォンへの意識は高い為、今回はスマートフォンと私という題材で書いてみようと思います。
私もiPhone所持者でして、3Gの時代にワンセグ付きのガラケーから思い切って機種変更し現在に至ります。実はこの手の軽量端末は3度目の正直でした。最初の購入は5年ぐらい前に買った東芝GENIO830でWindowsCEというOSが搭載されてました。電話との融合はまだ無かった時代でしたので単純に200グラム程度の小型簡易PCという位置付けで、色々使いこなそうと努力しましたが結局挫折。次に購入したのがemobileがサービス開始時に登場した台湾製S11HTという、これもWindowsMobile搭載のタイプでした。この頃になるとGENIOの頃よりは出来る事が沢山増えましたがやはり使いこなせず挫折。今iPhoneで定着した経緯を考えると簡易パソコンとしての位置付けは私には合わなかったようです。私を含めて現在使っている皆さんも同じかも知れませんが、基本的には音楽プレイヤーであってその上にパソコンと同じような機能+電話という形だから成功したのかなと思っております。
さてスマートフォンの話題で私の中でちょっとした革命的出来事はやはりSnapdragonを始めとする携帯端末用CPUの存在です。GENIOからS11HTの3-4年は携帯端末用処理速度に大きな進化は無く、この世界が爆発的に進化したのはここ1-2年です。特にSnapdragonはiPhone4やXperiaを始めとする最新スマートフォンに搭載されており、その処理速度は実際触れてみると驚くばかりです。
ここにちょっと変わったテストをしている動画がありますので興味のある方はご覧下さい。
左がAtom搭載のノートPC、右がSnapdragon搭載のPC
市販されているネットブックと呼ばれるノートパソコンに近い性能を出しています。TDP(消費電力の目安とお考えください)はAtomが25w、Snapdragonが1.5wとの事。ここ最近の急速な進歩が伺えます。
こちらはiPhone4と3GSのスピードテストの動画
Speed Test: Apple iPhone 4 vs 3Gs
iPhone3Gと3GSで2倍ぐらいの処理スピードがあると言われているのに3GSと4でこれだけの差があると私の所持してる3Gがいかに遅いか改めて実感しますね。もうネットブックと最新スマートフォンの間にはハード的な差はあまり無く、OSの勝負という事になるようです。各メーカーはgoogleが開発したlinuxベースのandroidOSに注目し続々と製品化しています。スマートフォンではXperiaが、8月には東芝がPCとして発売します。そんな中、私が注目するのは6/30に発売されたAUの初スマートフォンIS01です。重量が200グラム台前半でキーボードがついたネットブックとスマートフォンの中間的な存在で、簡易的な入力と5インチの画面がウリです。PCでも5インチサイズの物が発売されていますがこちらは400グラムぐらいあります。ネットで価格を見ますとMNP新規で1万円台で、全く使用しなければ月額維持費は8円に出来るとの事なので価格も大変興味深いです。
長く記載しましたが何が言いたいかと要約しますと、iPhone3G所有者の私にとって単純4に買い換えをするという選択肢だけで無く色んな可能性がこれからあるという期待でいっぱいという事です。普段は特にこういう話をしませんがこういう話題・・・実は大歓迎です。以上趣味色全開でしたがブログ記事に代えさせて頂きます。