幹部naviコラムをご覧の皆様こんにちは。
シンデレラFCグループ五反田たっちで勤務している鈴木と申します。
このコラムに投稿するのは何度目になりますでしょうか…私がシンデレラFCグループに入社して早くも1年と少しが経ちました。
このコラムを書いているのは2009年も残り数日となった年の瀬、掲載されるのは新年2010年になってからでしょうか。あ、明けましておめでとうございます!かな?
さて、今回は個人の視点と認識について少し屁理屈を書いてみます。
少し長くなってしまいますがご容赦下さい。
唐突ですが、皆様、携帯電話をお持ちですよね?
中には事情や主義から持っていない方もいるかと思いますが、ほとんどの方は持っていて普通に使っていると思います。
この携帯電話、大変に便利なツールなのですが、使い方によっては使う人の人間性を露見してしまう危うさも持っています。
どういう事か?
簡単に言うと、電話を掛ける側は自分の都合で掛けられるが、受ける側は状況や都合を問わず掛かってくるわけです。
その際に掛ける側の人が受ける側の都合を確認してから話せるかどうか。
最初に「今、電話大丈夫ですか?」の一言があるかないか、これって凄く大事な事ですよね?
たまに、電話に出たらいきなり勢いよく話をはじめる人がいます。
私達の業務だと、どうしても携帯電話を仕事の連絡に使う場合があり、業務中に同じく業務中の相手から電話が掛かってくると「緊急連絡かもしれない!」と思うわけです。
その時に初めに「大丈夫?」の一言があれば、お客様の来店中だったりした場合は「掛けなおします」などと返答できるわけですが、問答無用で用件を話し始めると、お客様をお待たせして電話するか、相手が話している最中に電話を切るか、どう対処してもどこかに不快感を与える事になります。
そんな場合には初めから出なければいい、というのも一つ理想論ではありますが、実際の業務上ではそういうわけにもいかないのが現実です。
(このあたりは実務の話になるので割愛します)
これに関して気遣いができるかどうか、というのは「相手の都合と自分の都合は違う」という事に対しての認識だと思います。
日常の生活で夜遅くに電話したら「寝てた?遅くにごめんね」って言うのと同じ事。
さて、ここで話が少し飛躍します。
この認識、または視点、というのは他にも様々な場面で試される局面があります。
例えば、上司が部下に対して優先してやってほしい仕事がある時に、望んでいる事をやっていなかった時、「アイツは何やっていない」という評価を受けるかもしれません。
実際にはその部下は他にも山のような仕事を抱えていて、その部下なりの優先順位や状況があったとしても、評価する側にはその人に望む事しか見えていないかもしれません。
もちろん逆に、部下から見て上司がどこで何しているか解らない、打ち上げた仕事に対して何も動いて貰えない、と思っても部下に見えていない所で部下の知らない仕事を山ほどこなしていて後手に回っているだけかもしれません。
視点とは想像力です。
私が以前にこのコラムに投稿したときに、
「私の世界は私を中心にして回っています。貴方の世界は貴方を中心にして回っています」
という内容の話をしましたが、結局はそういう話です。
飛躍した話が着地します。
認識や視点、これはサービス業であるならば業務面でも同じく大事です。
店舗側はお客様に来て欲しい、これはいつでも当たり前の事なのですが、お客様にも当然、お客様の都合があります。
来て欲しいから割引をした、来て欲しいからイベントをやった。
結局それは店側の都合によるアプローチです。
お客様にとっては、何かやっているのは知っているけど単純にお金がないから遊べない、時間の都合がつかないから遊べない、そんな時だってあります。
そんな時にこそ、自分達の都合だけじゃない相手の都合も考えたうえでの戦略を考えるのがサービス業の面白い所であり、難しい所でもあります。
お金のない時期にお金のかかるイベントをやっても、そもそも遊びに来る予算がない。
ならば少ない予算で遊びに来られるような、他のお店に行かずにこっちに来てもらえるような内容を。
遊びに出歩く人が減る時期と地域だから、ふらっと遊びに来る人がほとんどいない。
ならば遠方の人が足を伸ばしたくなるような、近場の人が何回も来たくなるような内容を。
そうやって想像力を働かせて視野を広く持って働くと、ただボケっと与えられた仕事を言われるままにやるより楽しいし、成功した時の充実感は大きいです。
それで結果が出ればよい評価をされますし、結果が出なくても結果が出るまで何度でもやってみればいいんです。
今の時代、世間は情勢が情勢です。
不景気からはじまった不満やストレスは溜まりまくっているけど、やっぱり新しい事をやるのは不安だし、とりあえず現状保守で…そんな気持ちの方は多いかと思います。
街の飲み屋さんなんかでは会社や上司への不満や不安を繰り返して、色んな事にひたすらダメ出しばかりしているサラリーマンの姿をよく見かけます。
しかし、私が知る限り、当シンデレラFCグループで同僚や上司と食事に行ったり飲みに行ったりした時には、愚痴や文句よりも「これをどうすればよくなるか」「これをこうするには何をしたらよいか」などの発展的なディスカッションばかりです。
周囲や他人に文句を言う暇と労力があったら何かが出来ます。
そして正直、ほんの2〜3年前までと今では世間情勢は大きく変わってきています。
今までこうだったから、こうやって成功してきたから、という考え方は風俗産業に関わらずサービス業においては時代遅れになりつつあります。
固定観念にしがみついて共倒れになっていく企業と人材が世の中には溢れています。
多くの会社が倒産していき、多くの風俗店が閉店していく中を、当グループが飛躍的に新店舗を増やして上昇していけるのは、古い価値観を叩き壊して、常に想像力豊かに新しい戦略を打ち出していけるからだと思います。
つまりは何が言いたいかというとですね…
狭い視野と固まった価値観を叩き壊して、想像力豊かに仕事をしたい方を歓迎します!
という事です。
拙い駄文にお付き合い頂きありがとうございました。