幹部ナビをご覧のみなさま、こんにちは。
企画室の紅一点目のSです。
今回は、雑誌というものの凄さについてお話したいと思います。
わたしも、シンデレラグループで紙媒体の作成を、ある程度任されるようになり、
「入稿日」という名の締切に間に合うように校正指示等を各媒体へ出していますが、
この入稿日がなかなかの曲者で・・・
実際に雑誌の発行される一ヵ月前が、多くの場合締切となります。
中には一ヵ月半前が締切のものもありますが。
つまり、作っている段階と実際に印刷され、読者の元に届くころには一ヵ月のタイムラグがあるんです。
従って、雑誌は常に一ヵ月先を読んで作っていかないといけない・・・ 実際、一ヵ月先の原稿を作っていると、不思議な気分になりますよ。真夏なのに秋(一ヵ月後)の内容を書いていたり(笑)
また、入稿した時点で正しかった情報も発行される頃には間違った情報になっていることもありますので、それを極力少なくする努力も必要です。
雑誌作成のごく一部しか体験してないものの、雑誌作りの大変さが結構わかってきた感じがします。
フリーペーパーの一部のページだけで結構大変なのですから、普通のファッション誌だとさらに大変だと思います。
例えば、良くある「流行特集」。
これって、書くのが雑誌の出る1ヵ月以上前の話なので、書く時点で「流行を先読みしないといけない」ですよね。
流行は常に変化するものだから、予想するのって難しいと思います。肝心なことは、作成してから一ヵ月後に、その予想した内容が「周りに受け入れられるかどうか」
自分の一ヵ月前に考えたものが、一ヵ月後にきちんと評価される、これはやはり作り手側にしたら嬉しいことだと思います。
もちろん、そのためにはキャッチーな文言も必要ですし、「万人受けする必要がある」のも事実ですが、
もし、自分の手がけたもので、世の中の流れや流行が変わったら面白いとおもいませんか?
この文章で、何か惹かれるものを見つけられた方がいらっしゃいましたら幸いです。