文章の書き方

こんにちは、テクニカルのOです。
システム関係の業務を担当していながら、今までシステムについてのブログを書いたことがないのですが、今回も「文章の書き方」という畑違いのことを書いてみようと思います。
当グループには、文学賞を獲った人間もいるらしく、そういう人が書いてくれたらおもしろいのにと思いつつ、これまで見聞きしてきたことを述べてみようと思います。
 
理系の人間には、文章を書くのが下手な人が多いです。だからこそ、理系なのかもしれませんが、文章が前後でつながっていなかったり、ありえない位置に「、」を打ったりと平気でします。
とはいうものの、擁護すると、理系の人間は、物事を理屈で考えます。文章についても理屈で突き詰めようとして、うまくいかなかったから、より一層書けなくなってしまったのではないかと。
 
文系の人はフィーリングで文章を書けてしまうのかなと羨ましく思いながら、自分も理屈が理解できないと手が動かない人間です。
文章の構成、文節の並び順、句読点の打ち方、漢字にするかひらがなにするかなどなど、なぜそうするのかが理解できないと、本当に何も書けませんでした。
小学生のころは、読書感想文が苦手で、原稿用紙を目の前に5時間ぐらい悩んで、なんとか「?(本の文章を引用)がおもしろかった」の繰り返しで、1枚半ぐらいを書き上げました。
先生は「自由に書けばいい」と言うものの、そもそもの書き方を知らないために、自由にも何も書けなくて。
こういったこともあり、国語は苦手教科の筆頭だったのですが、なぜか、大人になってから文章が好きになりました。
読書感想文(みたいなもの)も、大人になってから、方法論を編み出しました。
 
その方法とは、まず「本の印象に残った部分の引用」とちょっとした感想、次に「関連した自分の身の回りでのエピソードや体験」、このエピソードで「自分はこうしたが、本の人物ならば、こうしたかもしれない」と考察、または「自分はこういう風にした。だから、本の人物の行動については、こう思う」と感想、最後に「本の人物の行動を知って、これからは自分もこういう風に生きていきたい」と前向きに、本を読んだことが自分の生活の上で糧となったことをアピールする、といったものです。個々のパーツ部分は、工夫して前後してもかまいません。
独学なので、この方法があっているかどうか自信がありません。小中学校時代の感想文や作文がうまかった人の内容も覚えていないので、的外れか、それとも基本的なことを言っているだけなのかどうかもわかりません。
どなたか小中高ぐらいのお子さんがいらっしゃる方は、この書き方を伝授して試してもらったら、おもしろいんですが。
高校生ぐらいだと、夏目漱石の「こころ」や太宰治の「人間失格」を読んで、前向きな感想が書けるかどうか。「斜陽」を読んで、「お母様のスウプの飲み方」を真似してみたくなるかどうか。
 
文章の構成とか、「構成」「構造」といったものが自分は好きで、この調子で語ろうと思ったのですが、ちょっと時間が足りなくなってきました。
また次回にでも。
 

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