MT担当の吉田です。
入社して2ヵ月が経ち、漸く仕事にも周りの雰囲気にも慣れてきた頃です。
GWを迎え、日々暖かくなっているので、緩みがちな気持ちを今一度気を引き締めて頑張りたいと思います。
求人系のコラムということで、昔、とは言っても1、2年前のことですが、WEB系制作の面接をやった時のお話でもしようと思います。
当時勤務してきた会社は4、5人位で中程度の案件を回している制作会社でした。年度末はやはり多分に漏れず、忙しくなるので、某アルバイトサイトに掲載した時のことです。
時給を結構高めに設定したせいか、1週間で約50人程度の反響がありました。
経験者こそ少なかったですが、近隣にあるWEB系のスクールの卒業見込みの方々が半数程いました。スクールに行っている人が多かったので、結構期待して面接に及んだ覚えがあります。
しかし、蓋を開けてびっくり。
初心者や業界未経験者はさておき、スクールを出た方々には制作実績があれば持ってきて下さいと言っておいたんです。そうしたら、ものの見事に全員同じ作品を持ってきてくれました。もちろん、学校の課題です。
学校の課題だけあって、HTMLソースも全部判を押したように皆さん同じものでした。こうなると、技術で判断できないので、簡単なテストを用意しました。TABLEレイアウトとCSSレイアウトの問題です。現役の方であれば5分かからないような代物です。
このテストを受けたのは30人位で、そのうち、少しでも解けた人は「0人」でした。
面接でスクールに通っていて、何でこの程度の問題が解けないのですか?と聞いたら、泣く人まで出ました。泣く位なら必死こいて勉強すればいいのに。
「勉強していますか?」と聞いたら「この後本屋に行きます」とのたまった輩もいました。
何が言いたいかというと、WEB制作、まぁどの仕事でも同じだとは思うのですが「この仕事がやりたい」、「プロになりたい」とかの覚悟とか決意が絶対的に足りない方が多いと思うのです。
「WEB制作ってなんとなくカッコいい」とかのイメージで入ってくると結構痛い目に会う職種です。最後にモノいうのは体力と根性。
腹に何かしら熱いモノを持っている方は、挑戦してみてはいかがでしょうか? WEB制作も仕事に慣れてくると楽しいですよ?
体力と根性