プログラマのaです。前回はSmartyを使えばコーディングで作業分担がしやすいという事を書きました。
今回は私がSmartyを使って便利だなーと思った「修飾子」について書きたいと思います。
まず「修飾子」とはテンプレートファイル内に記述された変数の表示フォーマットを変更する場合に使います。
下記、例の場合だと変数にUnixタイムスタンプをセットすればブラウザ上では「2009/04/22」のように表示されます。
※{$変数名}のままだと「1240356780」と変数の値がそのまま表示して意味がわからないです。
{$変数名|date_format:”%Y/%m/%d”}
このようにSmartyには日時の表示形式を変更する「date_format」修飾子以外にも標準機能として、
URL、HTMLエスケープする「escape」修飾子、改行文字(\n)に改行タグ(
)を挿入する「nl2br」修飾子など便利な修飾子が揃っています。
また、オリジナルで修飾子を作ってSmartyに組み込む事もできます。
私は現在、モバイルサイトのシステムをSmartyを使って構築しており、
表示領域の狭さやページサイズ削減のために半角文字を使うのが好ましいのですが、
Smartyでは標準で全角を半角に変換する修飾子はありません。
そこで、半角変換用の修飾子を作っておけば各テンプレートで使い回せて便利です。
拡張性の高さがSmartyの魅力の一つのようですね。
まだまだ使いこなせていないので、便利そうな機能があったらまた報告します。
Smartyはプログラマーの仕事を減らしてくれるか?2