「させていただいております」って書くのはNG?

幹部ナビをご覧の皆様、こんにちは。 制作部のHと申します。 前回の記事は12月に書きましたね。 年末ジャンボは見事に散りました。 そうそう、今年からグリーンジャンボがなくなってバレンタインジャンボになりましたね。 明日まで発売してるそうなので、明日買いに行ってきます。 さて、宝くじの話はさておき。 皆さん、自分の敬語力に自信はありますか? 私はと言うと、メールや文書で書き起こす場合はそこそこにできるのですが、会話となるとどうにもうまくいきません。 裏を返すとテキストとして目視できるものはちょっぴり自信があったりします。 だからこそ、普段目にする中で気になってしまう言葉があります。 「させていただいております」 間違えて使っている人、多いのではないでしょうか。 電話口や目上の人を前にした時、緊張してこのような間違った敬語が口から出てしまうのは仕方ない気がするのです。 (自分が結構やらかすので正当化) _素材 でも、文字にして見てみるとおかしいと思いませんか? 「会計係を勤めさせていただいております」 「こちらの商品は値上げさせていただいております」 うん、違和感がすごい。 『させていただく』 『いただいております』 この2つはそれぞれ別に間違っていないのです。 「させていただいております」 という言い方の間違いは、行為の継続を意味する謙譲語の『しております』の『して』を『させていただく』という謙譲語に置き換えてしまったことにあります。 これは二重敬語といい 「拝見させていただく」 などと同様にマナー違反です。 そもそも、 「〇〇させていただく」 というのは

  • ①相手側や第三者の許可を受けて行う場合

  • ②そのことで恩恵を自分が受けるという事実や気持ちがある場合

2つの条件を満たした時に使うのが適切とされています。

最近は世代を問わず 「説明させていただきます」だの 「メールを送らさせていただきます」 だの使っていますよね。 とりあえず「~させていただく」と語尾に付けておけば、丁寧な感じで失礼にはならないという勝手な意識が働いて、何かと便利な言葉と勘違いされているんですって。 みんなそれ、間違いだから!! 「会計係を勤めさせていただいております」 なんて『させていただく』の使い方も間違えている上、二重敬語ですね。 だから違和感を感じるんですね~ ということで、この記事を読んだ貴方は今日から一生 「させていただいております」使用禁止ですヨ。 最近あまりにもこの表現を目にすることが多く、取り乱してこんなに長い文章になってしまいましたが、正しい日本語表現と敬語を使うため、自分への戒めも込めて書いてみました。 それではまた。

スタッフブログ最新記事

タグ

スタッフブログ最新記事

月別 アーカイブ

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

2010年

2009年

2008年

2007年

教育官ブログ
\風俗業界時評/シン・コラム
英語スタッフブログ!