chatGPTで変わる(あるいは変わらない)SEOの未来について

こんにちは。SEOマーケティング部の廓だん吉です。

最近、寝ても覚めてもchatGPTをSEOにどう活かせるかについて考えています。

chatGPTが登場して以来、SEO界隈では

『SEOはもうオワコンだ』

だとか

『ライターは失業する』

なんて悲観的な声が溢れています。

その一方、chatGPTは「文章自動生成AI」なので、うまく利用すればSEOに役立てられるという前向きな声も多くあります。

ざっと検索してみても、ネット上には【chatGPTをSEOで活用する方法】といった記事が山のように出てきますし、SEOに強い記事を書かせるためのプロンプト(AIへの命令文)を具体的に記載した記事なども散見できます。

とは言え、それらのノウハウが本当に実務に役立つレベルなのかというと、ちょっと疑問もあるよねというのが個人的な意見です。

これは別にchatGPTを毛嫌いしているとかそういうことじゃなくて、私がコンテンツSEOの担当者として実際に実務レベルでchatGPTにコラムを執筆させてみて感じたことです。

この手の先行記事って、とにかく流行り物にいち早く飛びついてアクセスを稼ごうというのが目的で、本当に実用的かどうかは眉唾だったりするんですよね。それに、プロンプトが有効かどうかは記事のテーマによっても変わってきます。

すでにchatGPTを利用している人が多いと思うので今さら説明するまでもないことですが、確かにすごいですよね、chatGPT。

いや、ここはあえて愛着を込めて「チャッピー」と呼ばせてもらいます。

チャッピーくんは、プロンプトを書けばもう瞬く間に文章を生成してくれます。その速さは舌を巻くほどで、人間では到底かなわないレベルです。

でも、出来上がる文章って、可もなく不可もなくといった感じですよね。「そうじゃない」感が割と強かったりするじゃありませんか。

結論として述べると、このブログを執筆している令和5年8月時点だと、chatGPT「だけ」でグーグル検索で上位表示される記事を書くのってほぼ困難という気がしています。自動生成された文章をそのままネットにアップして終わり――だったらすごく楽ですが、残念ながらそうはいきません。

まず大前提として、チャッピーに書かせた文章って「ファクトチェック」と「リライト」が絶対に必要じゃないですか。これって割と面倒な作業だったりします。

そうなってくると「だったらchatGPTを使う意味って何?」という疑問も湧いてくるわけですが、私はここで断言します。

コンテンツSEOにチャッピーを使う意義は大いにあります!

コンテンツを0から生み出すのって、結構大変なんですよね(やっている方ならわかると思いますが)。だから、0→1の部分をAIが担ってくれるだけでずいぶん助かります。あとはその「叩き台」を膨らませたりしてブラッシュアップすればいいわけですから。

つまり、AIの役割はあくまでもコンテンツ制作のアシスタントに過ぎません。コンテンツSEOのおおまかな手順は従来と変わらず、人的な作業も欠かせませんが、その中の一部を代替してもらう――これがチャッピーくんの正しい使い方だと思っています。

もっともAIの進化は早いので、数年後にはプロンプトひとつでSEO対策がばっちりされてリライトの必要もない記事が出来上がるようになるかもしれませんが……。

ともかくこれからの時代、AIと人類が共存していくことになるのは間違いありません。

昨年7月に103歳でこの世を去ったジェームズ・ラブロック(「ガイア理論」提唱者として名高いイギリスの科学者)は「これからはノヴァセンの時代だ」と明言しています。

ノヴァセンとは、人類よりも1万倍速く思考ができ、人間とは異なるコミュニケーション手段を持つ「超知能」と人類が共存する時代のこと。100歳を過ぎてこのような「ポスト・ガイア理論」を打ち出すなんて、先見の明じゃありませんか。

そんなこんなで、日進月歩で「超知能」へと進化するchatGPTに悪戦苦闘しながら、コンテンツSEOに取り組んでいる毎日です。

これからの時代、SEOもどんどん変わっていくと思います。基本的な部分は変わらないとしても、chatGPTの出現によって従来のノウハウが通用しなくなる部分もあるでしょう。

まさに「変わるモノ。 変わらないモノ。 そして、変えたくないモノ。」(🄫シン・仮面ライダー)です。

だから、これからSEOに取り組みたい方には、ある意味チャンスだと思います。chatGPTをはじめとしたAIツールを活用して、風俗SEOに変革を起こしたい――そんな先進的なチャレンジ精神がある方をSEOマーケティング部は求めています。

ぜひ、私たちと一緒に働いてみませんか?

SEOスタッフ(WEBマーケティング担当)

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