はじめまして
昨年の9月に入社させて頂きましたN部と申します
すこし自己紹介をさせて頂きます
地方大学卒業後
某居酒屋チェーン店に就職し、12年勤め
その後某焼肉店で2年修行しその後独立
新橋で焼肉店を構えるものの
コロナにより閉店
紆余曲折を経て
現在シンデレラグループにてお世話になる事となりました
外食産業はとても好きな業種でした
しかし、現在の日本の経済情勢だと
個人勢の外食事業は難しいという事も実感しております
そして心機一転の意味合いも兼ねて
今回風俗業界の門戸を叩かせて頂きました
将来的には外食と風俗のコラボ店なんかもできたら
とてもおもしろいですね
さて
今回スッタフブログを任せて頂くに当たり
何を書こうかなと思い悩んでおりましたが、
自分にできるアウトプットは
結局これまでの経験しかないものですから
自分の経験談をお話させて頂こうと思います
自分は前職で外食産業に勤めておりました。
外食産業で、15年以上働いてきて、他の仕事は殆ど知らない自分ですが、シンデレラグループに来て外食産業と風俗産業の意外な共通点が面白かったのでそれを書かせて頂こうと思います
その共通点とは、
高騰し続ける広告宣伝費です。
居酒屋のエリアマネージャーをしている時ですが、年々大きくなる店舗経費の広告宣伝費は悩みの種でした。風俗業界での「シティヘブン」さんが外食業界では「ホットペッパー」さんや「ぐるなび」さんなどのグルメ媒体でした。
自分が現場から離れ、新設されたマーケティング部で【WEBマーケティング】担当課長をさせて頂いている時に一番最初に頂いた仕事が、広告宣伝費用の費用対効果の算出と、費用対効果の最大化が大きな目標でした。
2年間の効果検証を行い分かった事は、どのグルメ媒体もかけた費用に対して、効果が見合わないと言う事実でした。
当時の外食産業のPL構造は、利益率が約10%~15%多くても20%程度でした。
これは単純な計算ですが、1000万円の売上があれば、店舗段階の利益は100万円くらいでした。
広告の費用対効果の検証では、1000万円の売上の広告宣伝費が占める割合は約8%程です。
費用は約80万円程だとすると、この経費で80万円以上の利益を上げなければならず、PL構造で利益率10%のお店では、80万円の広告宣伝費をかけている場合は800万円の売上がその広告によって生み出さなければ費用対効果が無いと言われてしまいます。
もちろんこれは、もの凄く単純に数値化したものですので、本来はもっと細かく分析をかけます。
どの広告もそうですが、実際の費用対効果を算出するのはとても難しく、特に知名度の高いチェーン店などは、元々うちのお店を利用する為にネット広告を導線として予約の至る場合など、広告の効果なのか、それとも元々利用目的があったのかなどの見極めが難しいです。
前の部署では、それを動機形成率として計算式の中に組み込んでいましたが、これは店舗規模などによっても変化します。
少し、専門的な話になってしまいましたが、広告の大切さと必要悪であると言う実感を前の職場で経験した事が現在の風俗業界でも同じように、大手のメディアに依存してしまっている状況を歯がゆく思います。
風俗店舗のPLについてはまだ日が浅いので根幹の部分までは詳しくわからないので、同じ状況とは一概には言えませんが、
これから、シンデレラグループが風俗業界で先んじてこの状況を打開してくれるパイオニアになってくれる日がくる事に期待しつつ、自分はまだまだこの業界の新人ですので、もっと感度高くアンテナを張って行きたいと思います。
違う業界からの目線も忘れずに、日々業務を学んで行きたいと思います。
今後もご指導宜しくお願い致します。
N部
※写真は夏に地元青森に友人と旅行に行った時の物です(笑