SEO部門に所属する廓(くるわ)だん吉と申します。
現在、ウェブライターとして主にコラムの執筆などを担当しています。
今回はそんな体験から、風俗業界でライターを志す皆様へ日々の仕事内容や業務の心得などを書きます。
私の仕事はいま皆様がご覧になっているこの「幹部ナビ」で風俗業界に関する記事や求人に関する記事を書くことがメインです。
ここでのライターの役割は、サイトに訪問したユーザーの心を動かすような魅力的な文章を作成すること。
「風俗業界って、どんなところだろう?」と思っているかたに、風俗に興味を持っていただくきっかけになる雑学コラムを提供したり、業界の魅力を伝えるコラムを書いたりして、シンデレラFCグループへの応募を促すのがミッションです。
ですから、ユーザーの皆様にコラムを読んでいただき、求人の応募につなげるため、執筆した記事がなるべく多くの人々の目に触れるように心掛けています。
具体的には、グーグルやヤフーなどの検索エンジン上で記事が上位表示されるように工夫をしています。
ユーザーに検索されやすいキーワードを設定し、それを文中に適度に盛り込んだりするといったことです。
入社して約半年、今の仕事に携わるようになってウェブで文章を書くようになりましたが、慣れないことばかりで、勉強の足りなさを痛感しています。
この職に就く以前、私は長いこと紙媒体でライターをやっていました。
そこで感じることは、紙媒体とウェブ媒体ではずいぶん勝手が違うということです。
まず、上述した「キーワード」。
極端な話、いくら面白い文章が書けたと思っても、そこにキーワードが適切に含まれていなくては上位表示されず、ユーザーに読んでもらえなくなってしまいます。
また、ウェブならではのユーザビリティ(使い勝手)も重要。
ウェブサイトの文章はパソコンやスマホなどに表示されますから、視認性を良くする必要があります。
具体的には「長文をだらだら続けない」「文字の大小・色にメリハリをつける」などなど……。
さらに、文章の構成も紙媒体とウェブ媒体では異なります。
文章は「起・承・転・結」の順に書くといいと教わった方が多いと思いますが、ウェブの場合は結、つまり「結論」から先に書くのが基本。
なぜなら、ウェブの文章は簡単に読み飛ばされてしまうからです。
特にコラムなどの場合、ユーザーは文章の冒頭を読み、自分が知りたい情報がないとすぐに離脱してしまいます。
だからこそ「掴み」が大事になるわけです。
苦労はありますが、ウェブならではの面白さもあります。
それはユーザーの反響がアクセス解析の数字でほぼリアルタイムにわかることです。
キーワードや記事内容が狙い通りにユーザーの心を掴み、アクセスが上がったり、求人の応募につながったりした時の達成感は格別です。
私自身、この感覚は紙媒体でライターをしていた頃には得られなかったものでした。
現在、私が担当している幹部ナビは男性スタッフの求人が主力ですが、弊社では「私にもできる(ワタデキ)」という女性求人サイトも運営しています。
ゆくゆくは幹部ナビだけでなくこちらも携われたらと思っていますが、女性求人ならではの視点や感性を磨いていく必要があります。
これだけは今のところ女性ライターには適いません。……まだまだ勉強の日々ですね。
このコラムを読んで、皆様にも風俗業界のライターという仕事に興味を持っていただけたら筆者としては光栄です。
最後に、この仕事をやってみたいと思っているかたに私なりのアドバイスをお送りします。
風俗系のライターというと「風俗業界で働いた経験が必要?」と思うかも知れませんが、必ずしもそんなことはありませんよ。
風俗経験がなくても「風俗で働く(あるいは、遊ぶ)人の気持ちがわかる」かたならこの仕事に向いていると思います。
風俗業界で働きたいと思っているかたがどんな疑問を抱き、何を知りたいと思っているのかをイメージできればまず大丈夫。
最初は慣れなくても、経験を積めばライティングの技術は上達していくものです。
一緒に試行錯誤して求人コラムを盛り上げていきましょう!
※写真は、執筆に疲れたときに愛飲しているコーヒー「リッチロースト」です。