研修講師デビュー

ご無沙汰しております。

店舗スタッフから総務へジョブローテーションしました、ばっしーと申します。

早いもので入社して3ヵ月が経とうとしています。

そんな中、上司が責任ある仕事を私に任せてくださいました。

それは、研修の講師役としてスタッフに教育することです。

他の研修講師は各部門のスペシャリスト、今まで研修やプレゼンなど人前で話す経験すらなかった私は、緊張や不安に駆られました。

上司から「いつリハーサルする?日程決めて!」と。

「本気なんだ...(;゜Д゜)」と私。

リハーサル期間までの間、帰宅後自宅での練習がスタートします。

そして当日、緊張の中リハーサルが始まると...結果はボロボロ。

「声届かない!テキスト棒読みで単調!自信がないのがバレバレ!説得力にかける!」などなど。

講義内容以前の問題が山積みに露呈しました。

そんな私に上司は自身では気付かない癖や直すべき箇所を細かくアドバイスしてくださりました。

そして、上司がもう一度、最後のリハーサルの時間をくださり、私は指摘を受けた内容を意識しながら自宅での練習を再開しました。

時には家族からうるさい!と言われ、時には風呂場で発声練習も行いました。

そして本番前、最後のリハーサルが始まります。

前回と異なり、練習を重ねたことで自信が持て、指摘を受けた内容も意識しながら行うことが出来ました!…が、結果はまたもやボロボロ。

声量や抑揚、強調など人に伝える上で必要な技能は前回より良くなった反面、研修を受ける方への配慮、講義内容の充実には程遠いものでした。

しかし、上司との会話で、研修は店舗で行う普段の業務を振り返り、スタッフのこれからの成長を促す重要な場であること。

また、研修の主役は講師ではなくスタッフであり、研修を受ける側の理解度を高めこれからに活かす知識を提供することが目的であることを知りました。

それまでは自分のことしか考えていなかった私。

研修にかける会社の思いを知り、自身を省みてからは、研修を受けるスタッフの立場で考え、どうすれば聴きやすく、為になり、満足いく講義になるのかを直前まで追求することが出来るようになりました。

本番は少し緊張しましたが、上司には「同席不要です!」と伝え、1人で臨みました。

以前よりだいぶ余裕が持てた為、スタッフの表情を確認しながら講義が行え、反応を見ては質問したり、話を振ったりと、今まで出来なかったことが出来るようになり、改善箇所は大いにありますが、スタッフの方々にもご理解いただけていたようですので、初めての研修としては無事に終えることが出来たと思います。

あとで知ったことですが上司が心配しドアの外から私の研修を見守ってくださっていたようです。

上司、ありがとうございます(;ω;)!!

今回、早い段階で責任ある仕事を任せられ、とても良い経験をさせていただきました。

何度も失敗しましたが、経験したことで自信にもつながり、モチベーションなど自身の変化にも驚いています。

未経験の業務だと、どうしても不安を感じてしまいますが、私には不安を自信に変える手助けをしてくださる心強い上司がいます。

また、失敗した時には指摘やアドバイスを単に言うのではなく、「なぜ?」という理由を理解するまで、きちんと明確に教えてくださるので分からなかったことが分かった状態で次に活かすことが出来ます。

この恵まれた職場環境、上司に感謝し、期待に応えられるよう日々の業務に磨きをかけ、新しいことにも責任を持って果敢に挑戦していきたいと思います!

ここまでの長文お付き合いくださいましてありがとうございました!

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