シンデレラグループには「SEOマーケティング部」という名の、主にお客様や求職者に対してグループ店の存在を知らしめることをミッションとする部署があります。
ここでSEOとはSearch Engine Optimizationの略で「検索エンジン最適化」を意味し、具体的には、お客様や求職者がGoogleやYahooで検索するであろうキーワードを予測し、それらキーワードでの上位表示を目指す一連の施策のことを指します。
一方マーケティングとは、業界によって広義・狭義の意味がバラバラに使われ一意に定まっていませんが、当部署ではその一部分である広告宣伝活動をその対象と捉えています。つまり、グループの窓口にお客様や求職者をつなげるまでの活動全体のことです。
SEOはマーケティングの一種に過ぎません。
そのためSEOだけにとらわれてしまっては視野が狭くなり、いずれ尻すぼみになってしまう。
(実際、SEOの難易度は年々高まっており、いずれ対策の余地すらなくなることは必至です。)
そうならないためにも「SEO」だけでなく「マーケティング」全体に目を向けるべきとの思いから、3年程前に「SEO部」から「SEOマーケティング部」へ、部署の名称がトップダウンで変更になりました。
さて、その「SEOマーケティング部」の長である私ですが、SEOに携わって10年のベテランで、これまで輝かしい実績を上げてきたという自負から、そのような人間にありがちな過去の栄光に囚われた旧態依然な考え方を持っている、と一部の方からは思われているようです。
たとえば先日、上司との間でこんなやりとりがありました。
上司 「あんたさぁ。いつまでもそんなトラディショナル(伝統的)なことばっかりやってないで、もっと新しいマーケティング手法とかないの?」
私 「僕は伝統を重んじる人間ですから。保守主義なんです」
上司 「トランプ(大統領)じゃないんだから・・・」
私 「SEOファーストです」
私も決して意地になっているわけではなく、総合的・大局的に見て、どう考えてもSEOは今だに重要であり疎かにはできないと考えた結果の「SEOファースト」なのです。
もはやSEOで為す術がないのならともかく、私にはまだシティーヘブンや風俗じゃぱんといったSEO上有利と言われるポータルサイト連中と対等に戦える、という意気込みがあります。
まだまだSEOではやれることがある・・・と。
一方で上司の考えも分からなくはないのです。
視野を狭めてはいけない。もちろんSEOは大事だが、気持ち2割はSEO以外の分野にも目を向けるべきだ。そこで見えるものがあるはずだ。
それはその通り。反論はできません。
そこで最近やっと重い腰を上げて、Twitterの活用について少し調査を始めたところです。
今さら感は否めませんが、特に求人系でのTwitterの有効性は前から気にはなっていました。
しかし、Twitterが世に出て10年以上が経った今頃になって初めて「リツイート」の意味を知ったようなSNSリテラシーの低い私では、先が思いやられます。
そこで我がSEOマーケティング部では、古い考えにとらわれない常に新しい視点を持った、Twitterはもちろんそれ以外のWEBマーケティングにも積極的に挑戦することを厭わない、フレッシュな人材を大募集いたします。
経験の有無は問いません。
SEOを勉強したいという方から自称マーケッターまで、幅広く門戸を開いております。
優秀な方は、仮に定員に達しても無理矢理採用させていただきますので、このブログを読んだ方はいつでも(数年後でも)お気軽にご応募ください。
そして保守主義の私に、活を入れてください。