以前、キャストや女性スタッフの教育についてお伝えさせて頂きましたが、今回は「男性スタッフの教育」についてです。
キャストや女性スタッフの教育には「自信」がある私、杉本ですが、男性スタッフの教育に関しては・・威張れるほど自信がありません(笑)そんな自信のないヤツが「男性スタッフの教育」について語っていいのか疑問ですが、自分なりに頑張って書いてみようと思います。
今回も私の経験をもとにお話させていただきますので、あくまでも参考程度に捉えて頂けると幸いです。
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体育会系に染まった社会人生活
私はシンデレラFCグループに入社するまで、色々なアルバイトを経験してきましたが、どのアルバイトにも共通していたのは「仕事は見て覚えろ」というスタンスでした。俗に言う「体育会系」というやつです。
同じ事を聞こうものなら「前に説明しただろ?覚えてねーのかよ!」と怒られるのが当たり前。「すいません」と謝って、相手の機嫌がよくなったらやっと教えてもらえる・・今思うとすさまじい環境でした(笑)
初めてのバイトがいきなりそのような環境だったので、私はすっかり毒されてしまい「働くって、こんな感じなんだな。こーやってやればいいのか」と、まだ16歳だった高校1年生にしてそう思うようになってしまいました。(ちなみにその職場は辞めずに、高校卒業まで働いていました)
高校卒業後に始めたアルバイトも同じような環境の職場が続いたので「仕事が出来れば、年齢とか関係なくエラそうにしていいんだ」という気持ちが自分の中で確立し、アルバイト先で年上の新人さんが入社しても正しい言葉遣いで喋ることも出来ず、そっけない態度ばかり取っていました。(当然、タメ口です)
そんな気持ちにさらに拍車をかけたのが「バンド活動」でした。
音楽業界は年齢関係なく「売れた」アーティストが脚光を浴びることが出来ます。「体育会系」の職場も同様に、年齢関係なく「仕事ができる人」が評価されます。
偉そうな態度・言動が許されるのはそのような人達だけです。
ここまでバンド活動が今まで勤めてきたアルバイトの環境と似ていると、もう頭から「体育会系」の考え方を切り離すことが難しくなり、シンデレラFCグループに入社してからもそのような「考え方」でした。
つまり、以前「出世街道シリーズ」でもお伝えした通り、役職を得た私は部下に対し一貫して「体育会系」の考えで接してきたのです。
たとえば、「どうすれば写真をうまく撮影できるか?」という質問に対して「センスだから。あとは数こなして」の一言で片づけてしまったり、年上のスタッフに対してタメ口はもちろんのこと、暴言を吐いたり怒鳴ったりと・・”やりたい放題”でした。
今だから言えることですが、私の教育方針に疑問や不満を抱いて退職したスタッフも居ます。
「これ以上、人辞めさせるならお前のところに新人は送らないからな」と上長に怒られたこともありましたが、残念なことに”体育会系中毒”の私は怒られても疑問に感じることはありませんでした。
しかし、スタッフの退職が相次ぎ自分たちのシフトが徐々に過酷になってくると、やっと自分の間違いに気づき始めました。
そしてこの頃から「体育会系」の考え方を少しずつ無くしていく努力をすることになるのでした。
脱・体育会系の苦難「優しくする・ほめる・感謝する」とはどういうことなのか。
という訳で、教育方針の改善を行おうとするのですが私自身、今まで人から優しくされることが少なかった影響もあり、「人に優しくする」とはどういう事なのか、イマイチよく分かっていませんでした。
さらに!好きな音楽が「過激なパンクロック」だったことが影響し、人から甘やかされたり、ほめられたりすることを極端に嫌う”一匹狼”のような性格だったので、改善は難航しました。
ここまでくるとさすがに「自分で考えるのは難しい」と思い、恥ずかしい気持ちもありましたが上長に相談することにしました。
すると、上長は次のようなアドバイスをしてくれました。
・ワンマンで仕事をするな、部下にちゃんと仕事と役割を与えなさい。
規模を問わず仕事においては、色々な人達の協力が必要と言う事です。
これは野球やサッカーなどのスポーツと同様です。一人でできることには限度があります。
また仕事を積極的に与えることにより、職場に居場所があることを伝えられ、責任感を持ってもらえるようになります。
・一緒に働いている人達に感謝の気持ちを持ちなさい。
人がいて当たり前という感覚を持ってはいけないと言う事です。
特に昨今の人手不足のご時勢においては、どの企業も求人で非常に苦労しています。
そのような状況において、何とか人を集めて配属してもらったことだけでも「感謝」しなければいけません。
また従業員に対しては、一緒に働いてくれるだけでも感謝しなくてはなりません。
・「ありがとう」の一言を、面と向かって言えるようにしろ。
ヒトは感情で動く生き物です。
直接面と向かって「ありがとう」の言葉と表情を伝えることにより、感情をより分かりやすく伝えることが出来ます。どんなに相手がぶっきらぼうな人間でも、笑顔で「ありがとう」と言われれば悪い気はしないものです。仕事に対するモチベーションも上がることでしょう。
・仕事を教える時は、やる意味も一緒に伝えないとダメ。
仕事ひとつひとつの意味や目的が分からないと、何度も同じミスをしたり、「なんでそんなことやらなきゃいけないんですか?」といった疑問を持ったりします。
そうならないためにも、最初にしっかり各仕事の意味や目的を伝えて、根本から仕事を理解してもらう必要があります。
・たまには飲みに誘ったりして、職場以外の場所でコミュニケーションを取れ。
職場以外でのコミュニケーションには、日頃の人間関係の緊張感を解きほぐす効果があります。
終業後、職場で酒盛りをするのも悪くはありませんが、よりリラックスして心をオープンにするためには、場所を変えてコミュニケーションをとるのがベターです。
その方が堅苦しさもまぎれると思いますし、部下のプライベートを知ることが出来たりもします。店長などの役職者は部下の生活をある程度把握するのも仕事の1つなので、そのためにも職場以外でのコミュニケーションは必要不可欠になります。
的確な指示出しのやり方などを想像していたのですが、アドバイスしてもらったのは「人との接し方について」でした。
つまり上長が言いたかったのは「人間関係がうまくいっていなければ、的確な指示出しや行動も意味が無い」という事です。
今思えば「人として当たり前のこと」なのですが、当時の私は「お店の売上・女の子の在籍人数」を増やすことしか頭になかったので部下のことを思いやる気持ちがまったくなく、尊敬されるような上司では無かったのです。
この頃から、少しずつ上長に言われたことを意識するようになり、体育会系の考え方を徐々に切り離し、当時に比べたら「男性スタッフへの教育・人との接し方」は改善できるようになりました。
そして、その時に初めて自分の部下から「昇格者」を出すこともできるようになりました。
現代の男性スタッフに対する教育の仕方について
いかがでしたか?
ここまでお話した内容はお恥ずかしながら「ノンフィクション」です(笑)
体育会系が通用しないのは最近の若者が「ゆとり世代・さとり世代」だからという事をニュースやネットでよく見かけますが、実は若者に限った話ではないのです。「若者じゃないから大丈夫」という考えを持っていると、昔の私みたいな”苦い思い”をすることになります。
体育会系のように人を雑に扱うのではなく、人間関係を良好にしたうえで自分が持っているスキルや知識を惜しみなく教えてあげる事が、スタッフの教育には重要というお話でした。
シンデレラFCグループも、そのような方針のもと社員の教育にとても力を入れています。
幹部ナビにも記載のある通り、充実した研修制度、現場での教育は他の風俗店よりとても充実している自信があります。
私自身も、昔の過ちを繰り返さないように研修担当として、連日社員の教育にあたっています。
昔の私と同じような事をしてしまって悔んでいる方も、一緒にやり直してみませんか?
ぜひともご応募お待ちしております。