前回・前々回と「英語&仕事」に関連する記事を書いてきましたが、今回は少し離れて他のことを書こうと思います。
こんにちは、WEBスタッフ・インターナショナル事業部所属のSです。
22年ぶりの国内開催(かいさい)となる東京オリンピックが刻々(こくこく)と近づき、「ボーダーレス社会」や「英語4技能入試」といった単語が紙面に踊る昨今(さっこん)、英語を学びたい日本人がかなり増えているのではないかと予想されます。
というわけで今回はもしかしたらいるかも知れない「風俗業界に興味があって幹部ナビを見ているけど実は英語学習にも興味がある」という読者の方に向けて、私自身が個人的に大事にしている語学学習におけるマインドセットをご紹介します。
① 学習の目的を明確にする
自由に使える時間が豊富にある小中学生とは違い、私たち大人にはそれほど時間がありません。
そのため、最短距離で学習を進めるために、まずは「何のために英語を学ぶのか」ということを明確にする必要があります。
ただ「話せるようになりたい!」や「聴き取れるようになりたい!」のような漠然(ばくぜん)とした目的ではあまり意味がなく、もっと細分化された目標を立てることが大事です。
「話す」と一口に言っても、ハワイ旅行中に店員さんとやり取りをするのと、バーにいる観光客とグラスを傾けながら会話を楽しむのとでは、難易度も勉強するべき内容も大きく異なります。
ここではっきりとした目的が思い浮かばない場合は、もしかすると英語を学ぶ必要はそんなにないのかも知れません。
② 甘い言葉に釣られない
人は歳を重ねるにつれて、どんどん記憶力が悪くなっていきます。
時間をかけてもなかなか覚えられない、そんな人たちを励ますかのように「単語の意味は文から予想できるから丸暗記する必要はないよ!」などといった甘い誘いがやってきます。
…が、世の中にただ美味いだけの話はありません。
語学においても同様です。
日本語で例を挙げてみましょうか。
「宝くじに当選したAさんは、喜びのあまり人目もはばからずに抃舞(べんぶ)した」
極端な例ですが、こういう文章に出くわしたとして、果たして文脈だけで「抃舞」の意味を正確に類推(るいすい)できるでしょうか。
人間の感情や行動を書き表したものが文章である以上、文脈が決まれば意味も1つに定まる、なんてことは珍(めずら)しいほうです。
もちろん覚えなくても理解できる場合もありますが、初めから覚えようという意思を捨ててしまわないことが何より大事なのです。
③ 毎日少しでも勉強し続ける
とにかく英語学習は長続きしないことで有名ですが、その一因として「伸びを実感しにくい」ということが挙げられます。
学習にかけた時間と英語力の伸びは、よく下のグラフで表されます。
時間をかけてもなかなか伸びないものの、ある時を境に急激に成長し、またしばらく停滞が続き、そしてやがて再び大きく伸びる…というものです。
なかなか伸びていかない学習初期は確かに辛いものですが、そこでやめてしまうのは非常にもったいないことなのです。
やがて必ずブレークスルーが来ることを信じて、毎日少しでも学習を続けることが肝心です。
以上の3点が、私が語学の学習を始める際に気をつけていることです。
語学は何歳になっても付き合っていける素晴らしい趣味です。
これから英語の勉強を始めようと思っている方、以前に挫折(ざせつ)してしまったが再チャレンジしたい方、ぜひこの3点を頭の片隅に置いて、楽しく語学を始めてみませんか?
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