講習員・ケアスタッフの美和です。今回は少し趣を変えたお話しをしたいと思います。
先日、今まさに悩んでいる店舗スタッフの話を聞く機会がありました。
「周りと自分との温度(向上心)の差」や「自分と同期の環境(店舗の活気)の差」に落胆したり焦りを感じたりしているとの事でした。
そこで彼に伝えたのはこの言葉。
「ライバルは他人じゃない、自分だ」
まぁもともとこれは私の言葉ではないのですが、今の彼に一番必要じゃないかなと思ったのです。
確かに他人の動向や自分との差は気にするなと言っても「はいそうですか」と簡単に切り替えができるものではありません。
そしていくら周りが悪い、環境が良くない、そのせいで自分の努力も報われないのではないか、自分の成長が阻まれるのではないか…
そう考えてしまうきもちはよく分かります。
しかし、すでに形が出来上がっている周りと柔軟な自分…
今すぐに変えていけるのはどちらでしょう?
思い通りになるのはどちらでしょう?
答えはそう、後者です。
二度と戻っては来ない今この瞬間をどう過ごすのか。
その答えを探す際に、視点を変えて少し考えてみると今までとは全く違った世界が見えてくることでしょう。
視点を変えた世界を垣間見たい方には「童謡詩人 金子みすゞ」の作品、
特に「大漁」という詩をお勧めします。