幹部NAVIをご覧の皆様、こんにちは。デザインチームのWと申します。
夏も終わり、秋もいよいよ深まってゆく今日この頃ですがみなさんいかがお過ごしですか?
ようやく涼しくなってまいりましたが、飲みに行く際はやっぱり冷たいビールがまだまだ美味しかったりします。
さて、「とりあえず」という言葉も出てしまうくらい普段何気なく飲んでいるビールですが、実は世界中にはとんでもない数のスタイルがあるのはご存知でしょうか?
製造方法は基本となる「上面発酵」「下面発酵」「自然発酵」と3種類なのですが、そこから派生するビールのタイプだけでも20種類。
更に各国、各地方で製造されたスタイルを分類すると60種類以上にもなると言われます。
そのようにスタイルが別れた理由は各地で様々ですが、最古の資料とされるメソポタミア文明の時代から昨今に至るまで、生活必需品として様々な人が関わり、時には新しい技術を用いて日々進化して来たワケです。
と、まあここまでビールのムダ知識をひけらかしてきましたが、そもそもこの歴史を知るようになったキッカケが、初めて海外のビールを飲んだ時には今までに味わったことのない深みに圧倒され衝撃を受け、今まで「とりあえず」と軽く扱っていたもを改めて見直すことになったからです。
日本にも様々なビールメーカーがあるものの、ほとんどが下面発酵のラガーというスタイルで、一般に切れのよい苦みとマイルドな味わい、あまり料理を邪魔しないスッキリしたものが多いのです。
一方で海外、特に欧州では小麦を使った甘い香りのものや、醸造過程で果汁を入れたもの、やたら苦さを追求したようなもの、ワインと同じ製法で作られたものなどなどなど様々で、日本と同じ製法のビールでも濃厚さや、味も香りも全く変わってきます。
そこでふと思ったのですが、産声を上げてから日は浅けれどインターネットも現在は人々の生活必需品として使いやすさ、見栄えを含めたサイトデザインを世界各国で試行錯誤しており、これからもあらゆる技術が生まれては消えてゆく…と言った部分はビールづくりと共通するのではないかと思います。(少々強引なこじつけですが…)
やはり、デザインに関しても国内で流行っている手法を取り入れる事はお客さまにしても受け入れやすいでしょうし、長く見て頂くのに重要な事ですが、他の国のデザインを見るのは大変刺激になりますし得るものがとても大きいです。
ガイジンさんはやることなすことダイナミックなので大胆で魅力的なデザインが生まれる土壌にもなっているのではないかと思います。
常に広い視野でアンテナを張り巡らせることは大切なんだな~と今更ながらに改めて感じた次第です。
さて、今回なぜビールの話から強引にネットへ結びつけたかといいますと、実はこの職場の周辺には様々な世界のビールが飲める店が多数あります。
各国独自の料理を味わいながらその国のビールを飲む!というのはなかなか楽しいもんです。
仕事終わりの最高の1杯!ビール好きな人はぜひご応募してみてはいかがでしょうか?