懐かしい人と街でばったり会ったり、見かけたり、連絡を取ろうと思っていたら向こうから連絡がきたり・・・・・
今回のブログは、私ごとになり大変恐縮ですが、ある日の出来事を書きたいと思います。
毎日、いろんなお客様がご来店されます。
基本、業種的にお客様は全員男性であります。
スーツ姿でお仕事の合間を縫ってご来店されるお客様から、ラフな格好でいらっしゃるお客様。ご新規のお客様からご常連様まで。
そんなある日、ふらっと入ってきたスーツ姿のお客様はあまり見かけない方でしたが、見かけないどころか、むかし何度も蹴りを入れられ激を飛ばされた人でした（汗）
えぇ、7年前の上司でした。
私も「いらっ・・・・」までは声が出ましたが「しゃいませ！」は言わず、駆け寄り【一礼】でした。あれは、条件反射ですね。不思議ですね、絶対的な上司だった人間の前では、退職し7年経っても部下の気持ちに自然と戻りました。
業界を知っている方でしたら、説明はいらないと思いますが、不動産の特に営業部隊は精神的にも肉体的にもけちょんけちょんやられます。話せば日が暮れるほどの体験談がありますが、ほんとに日が暮れるので割愛します。
元上司も私も、そりゃあビックリです。
しかも風俗店という微妙な場所なので・・・
結局元上司は「お前の店じゃ遊べない」と、帰ってしまいましたが、もちろんお気持ちはお察しました。
暴力的な部分もあり、非常に厳しい方でしたが、憎さはほんの1パーセントも無く、むしろ感謝と途中離脱した申し訳なさしか残っていませんでした。蹴ったりぶん殴ったりした相手から感謝されるなんて、幸せな上司ですね。語らずとも気持ちが伝わったんでしょう。
そんな偶然はまだ続きます。
その数週間後、7年前にお世話になった元先輩がふらっと来店し、元先輩はちゃっかりお遊びになられました（笑）
ちなみに、元先輩も数年前に転職されていたので元上司との繋がりは無いようで。
そしてその元先輩は、元上司の凄まじい発破に耐える私を必ずフォローをする優しい方で、今おもえばとてもバランスの良いチーム（軍隊）でした。途中で挫折をしてしまいましたが、私にとってはかなり貴重な通過点で無駄な時間を過ごしたとは思ったことはありません。
それにしても、二度あることは三度と言います。最近は、なつかしい人との再開を楽しみにしながらお仕事をしております。
