HTMLデザインの山○です。
前職で貸金業に携わっていたので、今回は知らないと怖い「利息」のお話をさせていただきます。
キャッシングなどで、お金を借りて分割払いで支払いをすると、当たり前ですが利息が発生します。
でも、例えば50万円の融資をうけて月々1万円ずつ返済していった場合、
完済する為には、いくら業者に支払う事になるのかを、お金を借りる時点で、しっかり把握できている人は案外少ないのではないかと思います。
「1万円を50回返済すればいい」
それくらいに、軽く考えているお客さんが思ったよりも多かったような気がします。
私のお客さんでは、こんな人もいました。
私「50万円借りて、月々1万円の支払いの場合、月々いくら利息がつくか知っていますか?」
客「50万円借りて、年利は18%、月々の支払額は1万円、ひと月1万の支払いだから、1万円の18%で1,800円くらい?」
全然違います!!
例えば、50万円借りて18%の年利がかかる場合、年利なので年間の利息を計算してから、それを日数で割ります。
50万円(借入額) × 18% (年利) = 90,000円(1年間の利息)
90,000円(1年間の利息) ÷ 365日 = 246円(1日の利息)
この1日あたりの利息246円に、月1回の支払い30日をかけた数字が1か月分の利息になります。
246円(1日の利息) × 30日(借り入れ日数) = 7,380円(1か月の利息)
月々10,000円の返済のうち利息で7,380円も取られたら、実際の返済は2,620円しかしていない事になります。
月々10,000円を50回返済すれば完済だと思っているお客さんは、じつは月々2,620円しか返済できていないんです。
でも、シンデレラFCグループのHTMLデザイン部にくればもう安心です。
こんな利息の計算くらい、すぐに自動で計算してくれるプログラムを書けるようになります。
<?php
// 初期設定値を変数に代入
$gankin = 500000; // 元金
$hensai = 10000; // 返済額
$risoku = 18; // 年利
// 利息計算関数を実行する
funcInterestPut($gankin, $hensai, $risoku);
// 利息計算関数(元金, 返済額, 年利)
function funcInterestPut($gankin, $hensai, $risoku){
// 百分率に変換
$interest = $risoku / 100;
$i = 1;
// 完済までのデータをループ処理
while ($gankin >= 0) {
$yearly_sum = $gankin * $interest; // 年間の利息を計算
$daily_amount = $yearly_sum / 365; // 1日あたりの利息を計算
$monthly_sum = floor($daily_amount * 30); // 月々の利息を計算し小数点以下切り捨て処理
$repayment = $hensai – $monthly_sum; // 返済額から利息分を引く
$gankin = $gankin – $repayment; // 元金を減らす
$r_total = $total + $monthly_sum; // 支払利息
$total = $hensai * $i; // 支払総額
// データを出力
echo $i.”回目:残高¥”.$gankin.”:支払利息¥”.$r_total.” 支払総額¥”.$total.”
“;
$i++;
}
}
?>
「出力結果」
1回目:残高¥497397:支払利息¥7397 支払総額¥10000
2回目:残高¥494755:支払利息¥17358 支払総額¥20000
3回目:残高¥492074:支払利息¥27319 支払総額¥30000
・
・
・
90回目:残高¥16100:支払利息¥890380 支払総額¥900000
91回目:残高¥6338:支払利息¥900238 支払総額¥910000
92回目:残高¥-3569:支払利息¥910093 支払総額¥920000
HTMLデザイン部は本来、HTMLとCSSをつかってWEBページのコーディングをするのが本職です。
しかし、最近のWEBサイトでプログラムを使わないサイトはごく稀で、業務内でもJavaScriptやPHPなどに触れる機会が多々あります。
こういった技術にも興味があればHTMLとCSSのみの狭い領域にとらわれず、自分の能力を拡張できる職場環境でもあります。
現在、「シンデレラFCグループ」ではHTMLデザインメンバーを募集しています。
興味とやる気があれば業務未経験でもなんとかなります。お待ちしております。