もうまもなく、桜の季節となりますが、正直なことを申し上げますと、入社当初は自分がよもやこの会社で２度目の桜を見ることになるとは思っておりませんでした。といいますのも、私がこの業界に興味を持ちましたのは、金銭的な面ももちろんございますが、どちらかといえば『未知なる業界』への好奇心という部分が非常に大きかったのです。なので、好奇心が満たされた時点でやめるだろう、長く続ける仕事ではないだろうと考えていたのです。
申し遅れました。渋谷店勤務のEと申します。好奇心などと書きますと、語弊を招いてしまいそうなのですが、世の中には様々な業種・業界がございます。そして、それぞれに必要なスキル・資格・特性などがあるわけですが、そういったものを身に付ける事によって、自分自身の人間の幅を広げられたらそれは何よりの報酬になると思っております。
経験値と言い換えてもいいと思いますが、この業界に入ったからこそ得られた経験というのも少なからずございます。そういった経験は、今後この業界を続けるにしても、まったく別の仕事に携わることになったとしてもきっと生かされる場面が出てくると私は考えます。
昔、人は長老と呼ばれる存在を尊敬視しておりました。これは情報流通が未発達な状況においては長く生きている人が、より多くの情報を獲得でき、より多くの経験をしている存在として成り立っていたわけですが、現在、インターネットの普及による情報過多の状況では、年齢の垣根など無いに等しいのです。経験に関しても同様に、無駄に怠惰な毎日を過ごすものとそうでないものには大きな差が生じるでしょう。
なにをいいたいのか分かりづらいかもしれませんが、要は、仕事において重要なのは大事なのは己の持つ判断力・決断力・行動力・統率力・説得力・・・（いろいろありますが）であって、年齢・社歴などといったものは、個人を形成する単なるひとつの要素に過ぎないのです。
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