今、あなたのお力が必要です。
目先の小銭に目が眩み、将来の大きな成果をどぶに捨てる事なく、ビジネスパートナーである大切極まりない女性達を、私的な対象だなどと決して考えない、あなたのお力が、どうしても必要なのです。なぜなら・・・
2011年7月10日付け、CNNの報道
【南米アルゼンチンのキルチネル大統領は10日までに、性風俗産業関連の広告を新聞に掲載することを禁じる大統領令936に署名、新たな法律として発効させた。
同大統領は、広告から大きな収入を得ているメディアは道徳の2重基準や偽善に陥っている、と非難。同時に、今回の措置は広告に出ている女性たちを孤立、当惑させるためのものではないとし、生き方を選ぶ機会を持てない女性を決して非難はしないと述べた。】
夢と希望の国アルゼンチンへと、「母をたずねて三千里」のマルコ少年がイタリアから海を渡って120有余年。かつては大変に高度な文化水準を誇ったこの国も、2001年に200年に一度といわれる巨大な経済破綻を迎えて以来、厳しい社会情勢が続いています。
2009年のGDPは約3100億ドル(約27兆円)、日本の6%(総人口は日本の約三分の一)。徐々に立ち直りつつあるとは言え、国民の30%にまで拡大した貧困層など、課題はまだまだ山積しているようです。
1日1.25米ドル以下の可処分所得という国際的な「貧困」の指標は、我々日本人にとっては対岸の火事なのでしょうか?
「生き方を選ぶ機会を持てない女性」というキルチネル大統領の表現は、現在の私たちの生活にとっては無縁なフィクションなのでしょうか?
先進国として過分な恩恵を世界中から汲み上げている我々は、自動車産業やオタク文化だけではなく、性風俗産業においても世界の規範となるべきビジネスモデルを模索し確立する責任を負っているのだと考えます。広く世界を見渡せば、弱者を搾取するもっとも典型的な例のひとつに、風俗業が挙げられることに疑念の余地はないのですから。
だからと言って、「風俗業を無くす」という発想ほど荒唐無稽なものはありません。
「世界最古」が史実であるか否かは知りません。けれど、極貧の途上国にも世界一豊かな国にも、等しく風俗業が存在します。風俗業が正義であるかどうかの議論には意味がありません。正義であろうがなかろうが常に存在し続けるのは、紛れもない事実なのです。
問題は「どのような形の風俗業」が正義であるのか、です。もちろん未来永劫正義であり続ける倫理規範などはありえないでしょう。現在の人類の知性をもってしても、民主主義が必ずしも最高の政治形態とは言えないのと同様に。それでも私達は「より良い状態」を求めて歩まざるを得ない。ここでも人間の欲望には限りがないのです。
2010年4月26日付け、読売新聞の報道
【女子中高生らをホテルに派遣し、わいせつな行為をさせたとして、警視庁は26日、山口県内の通信制私立高2年の少年(18)を児童福祉法違反などの疑いで逮捕したと発表した。少年は携帯電話の交流サイトに「稼げる仕事紹介します」などと書き込んで、東京都内の14〜17歳の女子中高生ら約20人を集め、出会い系サイトの掲示板で「援デリ」(援助交際デリバリー)として客を募り、1年間で約1000万円を売り上げていた。少年は同県内の進学校を1年間で退学し、昨年3月に上京後、援デリを始めていた。調べに対し、「金を稼いで、退学した高校の同級生を見返したかった」と供述しているという。】
この事件には、いくつの問題が潜んでいるでしょう?
2008年頃にはすでに大ブレークしていた「援助交際デリバリー」。
当初は悪質な風俗業者や、目端の利く脱法を恐れない人々の関わる場合がほとんどでした。ところがやがて、「ノマド(遊牧民)デリヘル」などともてはやされ、この頃になると小遣い稼ぎ目的のサラリーマンなどは勿論のこと、見よう見まねで少年少女までが手を染める始末。かつてフランスのメディアなどで「裕福な家庭環境にある少女達が、ヴィ〇ンのバッグ欲しさに援助交際をする姿」が、驚きをもって報じられた事がありました。
現在の日本の状況は、さらに複雑に深刻に、潜行の度を深めています。もはや急務と申し上げても差し支えのない事態なのです。
だからこそ公明正大なプロが、衆人の納得を得るビジネススタイルで成功を勝ち取らねばならない。成功と言っても、たかだか数十店舗程度の展開に胡坐をかいているような状態では「風俗業」を世間は認めてくれません。
関わる全ての人々が幸せになる方法で、まずは日本全国を席巻し、やがては世界に通用するスタンダードを輸出せねばなりません。
開高健氏は著作「オーパ」の中で、中国のことわざとして、
1時間、幸せになりたかったら酒を飲みなさい。
3日間、幸せになりたかったら結婚しなさい。
8日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい。
永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。
夢枕獏氏は「釣り時々仕事」の中で、イギリスのことわざとして、
1日幸福でいたかったら、床屋に行きなさい。
1週間幸福でいたかったら、結婚しなさい。
1ヶ月幸福でいたかったら、良い馬を買いなさい。
1年間幸せでいたかったら、新しい家を建てなさい。
もし、一生幸せでいたかったら釣りを覚えなさい。
と教えてくれました。
しかし「釣り」の部分が本来の故事では「正直」であった事を、ご存知ない方が意外に多いようです。
幸せになる条件が正直であるのなら、正直を旨としたビジネスのみが成功を約束されます。それはお客様かもしれません、女の子かもしれません、スタッフかもしれません。いずれにしろ誰かを不幸にするビジネスなど、成功するわけがないのです。
簡単な事ではもちろんありません。
けれど、この業界には巨万の富がまだ手つかずで眠っています。
その理由はお分かりですね。
それを手に入れることができるのは、十分な経験と体力を兼ね備えた企業。
かかわる全ての人々が幸せになる方法で、やがては世界に通用するスタンダードを作り上げることの出来る企業です。
夢物語のように聞こえますか?
けれど、夢を見ずして夢を実現した者など誰一人いません。
入社1年10ヶ月と16日、業界歴約6年。
新宿店在職のM本、今あらためて思います。
この夢を託せるのは、数多ある風俗店グループの中でもシンデレラFCグループをおいて他にはあり得ない、と。
風俗業をビジネスとして正視し、
然るべき職業倫理を理解、実践し、
やがて実る素晴しい果実を摘み取る為に労苦を厭わない、
そんなあなたのお力が、今どうしても必要なのです。