終わりの無い勉強

皆様、まもなく今年も一年が終わります。
今年一年は皆様どんな年でしたでしょうか?

シンデレラFCグループ渋谷店舗社長業を勤めております
寺本と申します。

私の理論です。学校の勉強というのは、先生は答えを知ってるという場合が多い。しかし、社会にでてからの勉強というのは、誰も答えを知らないことを学ぶことになります。

だから、答案用紙もないし、満点の答えもありえない。

自分なりの満点を模索する私の終わりの無い勉強です。

私は入社約3年で独立支援制度によりまだまだ半人前ですが社長業に勤めることができました。私が評価された理由は自由な発想が他人様より数多くできたことだと思っております。それは「ひらめき」なんです。

ひらめきというのは例え1000時間考えていた案よりもひらめきの案はたったの数分なんです。成果の基準は「労働時間」ではないということなんです。休みがないとひらめかない。トイレで座っているとき、車を運転しているとき、お風呂につかっている時、とにかく一瞬でひらめきます。だから私はトイレにも車にもお風呂場の近くにも鉛筆とメモ帳があります。それは自分の店舗の営業戦略が見えた瞬間なんです。そのひらめきで私は社長業になれました。

ですがその中で1番難しく感じたことは「実行」でした。人間っていうのは、「こうしなきゃいけない」「こうしよう」と行き先を見据えてどういうルートで進むのかを自分のアタマで考えられる人間と、「ここから五十メートル直進して、左折して、しばらく進んだら右に入って、バスに乗っていくら払って……」とぜんぶ伝えなければならない人間といろいろな対応が必要な場合があるんです。

それは当たり前の話なのですがそういうさまざまな人の中で目的を伝えて自分でルートも手法も考えて、必ず結果を出すというのが経営者だと思います。そしてひとりひとりがきちんと目的を達成できるようにサポートしてあげるのがマネージメントなのだと考えています。

そして社長業になりましたら色々な人脈も増え最近は皆様ご存知のような有名な音楽会社の社長さんともお友達になりました。5年前九州の田舎で日雇い労働者の私からは考えられないことです。その社長さんから先日こんなお話を勉強しました。

「アメリカの小さなボートを作る会社が、ベンチャーでスタートして、素晴らしいデザイナーが作った会社で、どのボートメーカーのデザインよりも優れているから、すごい勢いで業績が伸びました。そこで銀行投資家が目をつけ、買収して投資して大企業にして上場しました。ところが、その会社は潰れました。新しい経営陣が、デザイナーに対して、あいつはときどき勝手に休む、お客さんの納期は守らない、会社の方針とぜんぜん違うことを勝手にデザインする、金にならないことをやるなどと批判して、自分たちの作った規則を守らせようとしたからです……あなたならどういう経営者になりますか?」

私が悩んで答えを探していましたらこの場合の答えは、
「会社の中にいるアーティストを大事にするべきだ」と教えてくださりました。

「会社にとって核になる価値を提供し、会社を成長させるアーティストは大事にしなさい」

「経営者は、アーティストがさらにすばらしいダンスを踊るためのステージを作るべきだ」そう学ぶわけです。

「チケットが売れたとか、マーケットシェアがどうだとか、アーティストにはいちいち言うな。いい仕事をさせろ」とも言われるわけです。そしてボートの話で言うと、もちろん、かっこいいデザインはいいけれどもそれが転覆してしまったら会社はつぶれますから、転覆するかしないかのチェックをする人が、プロとしていないといけませんよね。

君の会社にはアーティストとチェックをする人が、プロとしているから成功しているんだと思うよと言っていただきました。

最近寝言で「制服は白で決まったよ!」
っと言っていたらしいです。(笑)

熊本で住んでいるときは寝言は
「ロン!か、ツモ!」だったんですが・・・・・

ですが頭の中は寝ている間も今1番好きなことなんでしょうね。
私は将来アーティスト願望の人も将来チェック願望の人も沢山一緒に勉強していきたいです。終わりの無い勉強です。

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