初めまして。最近、新橋のゆっき〜なにはまっているデザインチームのSです。早いもので入社して3ヶ月が経ち、やっと社会人生活にも慣れてきた気がしています。
さて、
デザインチームの大切な業務のひとつとして、イベントバナーの作成があります。その作業の際、欠かすことができないPhotoshopですが、いよいよ我がデザインチームにもCS5が導入間近という噂を聞きつけ、CS5でなにが出来るのか調べてみました。
その中で一番インパクトがあり、また実用的と感じた、
「コンテンツに応じる」機能
について触れたいと思います。
日常の業務の中で、”写真の一部をなかった事”にしたいときが多々あります。不要な人物であったり、風景写真の電線であったり。
そんな時、修復ブラシツールやコピースタンプツールでペタペタ地道に消していくわけですが、この作業が結構面倒だったり、背景によってはうまく消せなかったりします。
そんな時、大活躍するのがこの「コンテンツに応じる」機能です。
仮に、風景写真の中の羊を一匹消すとします。もうこれまでのようにちまちまと修復ブラシツールを使う必要はありません。
まず選択範囲ツールでざっくり羊を選択し、
『塗りつぶし(Deleteキー)』⇒『コンテンツに応じる』を確定する。
たったこれだけの手順で選択範囲の中の羊がぱっと姿を消し、まるで何も映り込んでいなかったかのような自然な仕上がりを得ることができます。
選択範囲ツール以外にも『スポット修復ブラシツール』でも似たような処理が可能で、消したい部分をなぞるだけでその場所が魔法の様に消すことが可能です。
実際の羊を消している動画を見ましたが、わずか数秒で羊が消え、草原の背景が補完されていました。
「コンテンツに応じる」機能は、もともと存在しない背景を補うため、写真の内容によっては一度の操作では自然な仕上がりにならない場合もあるとはいえ、修復の精度はかなり高いので、再修正になったとしても手間は少なくてすむのは間違いないでしょう。
その他にも、
「境界線を調整」機能によって、これまで緻密で難しかった、髪の毛や動物の毛並みなどの選択が容易になったり
全体のパフォーマンスが向上していたり。
まだ実際に触ったわけではありませんが、かなりの部分で作業が効率化されそうな予感がしています。
10万円近くするので自分で買うことは出来ませんが、シンデレラFCグループでは、こんな最新のデザイン環境を(多分)用意してくれます。一緒に思う存分デザインしてみませんか。