こんにちは、コーディングチームのものです。
僕にとって働くということはあえて綺麗ごとをいうのならば人間を豊かにする事なのかなと思ったりします。人と関わり、目には見えない人の姿も想像し、仕事に向き合い没頭する事は僕自身をも考えさせ、成長させてくれます。
この会社に入社する前の半年間のニート生活は一日の間でコンビニの店員に対し、煙草の銘柄を口にするだけの日もありました。
人間は考えなければ駄目になります。
人間は人と関わらなければ駄目になります。
そんな事、強く望んではいないけれど避けられないし、ずっと独りもさみしいものです。この会社に来て、嫌いだった人間と渋谷と電車が少し好きになったのは自分の中で確かなことです。
信号無視をする人をよく見かけます。
いや信号無視をする人はまだよくて(ほんとはよくないけど)僕が問題だと思うのはその人につられて信号無視をする人です。信号無視をした人は無視しようと考えて無視したはずですがつられた人は何も考えずに渡ったかもしれません。信号無視をしたという意識もないかもしれません。それはとても恐ろしい事だと思います。
僕は横断歩道ひとつとっても考えた上で向き合っていきたい。
それはこの仕事に関しても特に重要なことだと思います。
これ程情報が溢れていれば形にするのは容易なことです。ただ、その中でも考えて必死に取り組んだことがなんとなく見えるようなものには例えデジタルだとしても職人業のようなストイックさが垣間見えることもあるはずです。
幸いにもこの仕事には正しいか正しくないかは別として答えは用意されていて、またその方法もいくつか存在します。僕がこの仕事に魅力を感じることのひとつに正しく扱ってやればその通りに応えてくれるということがあります。自分の思い通りに表示してくれたり動いてくれた時のカタルシスが好きなんです。
人間はそうはいきません。
昨日とは全く別の事を言ったりします。
僕もそんな人間の一人です。ですがそんなところがしんどくも面白い部分であり、そういった意味ではWEBは答えがあるのでつまらないのかもしれません。
生きていれば答えの出ない多くの事に直面します。
WEBのようにカタルシスを得られる事も少ないです。
それでも僕はそこを追求して考えていきたい。
肝心なのはただ流されて漂うのではなく例え答えがないとしても踏みとどまって考える事だと思っています。本当に魅力を感じるのは形あるものではなく形がなくとも確かにそこに存在してるかのようなものかもしれません。
渋谷は刺激的な街です。
またこの会社も深い人は少ないですが面白い人が揃っていると思います。もし貴方が渋谷を象徴する混沌としたスクランブル交差点のようなものに苛まれているとしたら勇気を持って踏み出してみませんか。
信号が青だとしても点滅していたとしてもあるいは赤だとしてもそこになんらかの確かな考えが存在するのならば規則的で退屈なストライプも赤絨毯になるかもしれません?
そんな人間を受け入れる度量がこの会社にはあるんじゃないかと思います。
そして僕たちと一緒に答えのあること、ないことを追求していきましょう。
僕はその先に光があると信じて疑いません。