飛び出すもの大好きなデザインのOです。
3Dテレビが発売されてから近頃はどの電気屋に言っても3Dテレビのお試しコーナーができており、行く度に用もないのにそのお試しコーナーに侵入し「お〜っ!飛び出てる、すごぅい!」と感激して帰って来ます。
もっとアナログで昔から飛び出るものといったら右と左に赤青のセロファンみたいなレンズの入ったメガネと通してみると立体に見えるアナグリフ、右眼用左眼用と2つの並んだ画像を同時に見ると飛び出て見えるステレオグラム、一見ゴチャゴチャして何だかわからないイラストなのにじっと見ているとドカーン、と飛び出て見えてくる立体裸眼視、等いろいろあります。
これらも最近では動画サイトで飛び出す動画としてアップされていることもありなかなか楽しめます。もっともっとアナログなものでは、小さな子供が始めて飛び出るものを体感し感動を覚えるだろう飛び出す絵本。これもかわいらしいものから芸術的なものまで様々で集め始めたらキリがありません。
最近流行の3D映画は偏光めがねをかけますが、3Dテレビはもっとハイテクな液晶シャッター式メガネというものを使用します。このメガネはなんと左右の視界が交互に遮蔽されるシャッターを備えておりテレビの画面と同期して左目用映像、右眼用映像を交互に見させるのだそうで、これは結構なハイテクなわけで、だからテレビに付属するメガネを買い足そうとすると大変高額なんですねぇ。
で、もっとすごいもので、まだ一般に商品化はされていませんが、メガネをかけなくてもなんとスターウォーズみたいに目の前に立体映像が浮かび上がって見える技術もすでに開発されているのだそうです(ディズニーランドのアトラクションにあるようなのとはまた違う技術)。立方体の中にモノが本当に入っているように見えて、しかも箱を上面、側面、底面から見ることができ、しかもその箱のなかで転がったり、あるいは専用の棒でつついたりすることができる新技術(おそらく全ての面の映像が同期してレンダリング、表示される)も開発されています。なんと楽しそうな!すごいじゃありませんか、まるでSF映画みたいです。
技術の進歩がすさまじい現代ですから、きっと今売り出し中の3Dテレビもあっという間に過去のものになって、将来はiPadみたいなものからキャラクターが本当の立体として飛び出たり、手紙を開くといろんなものがふわふわと自分のまわりを飛び回ったりする3Dレター、3D本なるものも商品化されるかもしれません。昔の作家や漫画家たちが空想し思い描いた世界が現実になりつつある今ですが、これから私たちが作り出す世界はいったいどんなものになるのでしょう。
進歩がすさまじいといったらウチの会社もそうですね。あらゆる面でこれからどんな変化をとげていくのか楽しみな会社です。そういう意味で古いものにとらわれずどんどん新しいことにチャレンジしていきたい人、ぜひ我が社のドアをノックしてきてください。