幹部ナビをご覧の皆様、新宿シンデレラの草川と申します。
突然ですが質問させて頂きます。
「ティッピングポイント」という言葉はご存知ですか?
あるアイデアや流行、社会的行動などが、敷居を越えて一気に流れ出し、野火のように広がる劇的瞬間のこと。元々はマーケティングの概念で、マルコム・グラッドウェルの著書『Tipping Point』で指摘され、有名になった。この現象は、しばしば小さな原因から発し、その伝播(感染)には少数の人々が重要な役割を果たすとされる。「コネクター(媒介者)」と呼ばれる口コミで情報を拡げられる人、「メイヴン(通人)」と呼ばれる知識を蓄え、それを人に伝えられる人、「セールスマン」と呼ばれる他の人を説得するスキルを持った人がそれにあたる。そういった人々の存在と、時や場所、状況に関する何らかの条件が揃ったとき、この現象が発生する。最近では、地球温暖化の脅威を語るときにもよく使われる。
ビジネス用語の一つなのですが、私がこの仕事に就くよりも一昔前。あるブランドを立ち上げたったの3年で世界に通用するブランドを立ち上げた先輩がおりました。元々その方とは同業だったのですが販売力、組織力、売上、利益率など全てにおいて私の方が優っており、人としての尊敬はありましたがビジネスマンとしての尊敬はなかったのが事実です。
ところがある時その方が同じ商材に対して違った価値を見出し、ブランド力で勝負すると言いだしたのです。当時身近にいる人間はその熱意に共感し応援もしておりましたが、その反面そんな夢物語みたいな事・・・。と感じてもおりました。最初の一年で自己資金を使いきり、出資者を募ったり副業でカバーしたり、あの手この手を使ってとにかく会社の存続に賭けていました。私の交友関係も出資していましたし、その商材を私の販売方法で売りましょうか?と提案した事もありました。それでもその方は提案を蹴りブランド力で勝負すると豪語し続けました。
今思えば、周りから見れば夢物語でも、本人にすれば肌で感じる可能性を信じていたのだと思います。そしてティッピングポイントを見出し一気に弾けた瞬間が来たのです。
どんどんと人が集まり、どんどんと認知力を高め、気がつけば誰もが知るようなテナントに商品が並び、殆ど日本に居ないような手の届かないような人になってしまいました(笑)その後もその方とは交流があり自分が事業を起こしている時に相談などをした事もありました。その会話の中で必ず出るのが「ブランディング」「ティッピングポイント」という二つのキーワードでした。
私は今「風俗」という業種の中で目の前を見れば「新宿シンデレラ」という一つの店舗。大きな視野で見ればシンデレラFCグループという名のブランディング、そしてその後のティッピングポイントを見定めたいと考えております。風俗で遊ぶお客様、風俗で働く男性、女性、はたまたこれから風俗で遊ぼう働こうと考える人たち全てが、
シンデレラFCグループは知ってる!有名だよね!
そう言われるような会社にしていきたいと思います。このグループのティッピングポイントはすぐ目の前に来ております。これから働く皆様も一緒にその瞬間を味わいませんか?働けば分かるその根拠、一度面接にお越し下さい。面接からびっくりするはずです(笑)