インフルエンザと政権交代で慌ただしい今年の秋。また家族がひとり(1匹)増えた、企画のS藤です。
企画のメンバーとして早や10カ月。
最初はwebの知識も乏しく(今も乏しいに変わりはないのですが…)分からないことだらけでしたが、サイトデザイン、携帯サイト運営、媒体対応ときて、今のメインの仕事は23店舗あるグループ店のバックアップを任されています。
最近のメインは、オフィシャルHPやショップカードに使用する写真画像の向上を狙い、写真撮影研修をしています。週2回、首都圏4エリアを回り、店舗の男子スタッフに写真撮影の技術や心構えを教えているのですが、みなさん向上心を持っていてとてもやりがいを感じています。実際に撮影した写真がHPにアップされると、「あ〜、あの人が撮った写真って上手くなってるなぁ」などと講習での真剣な顔を思い出します。
そんな講習で、出だしに話すのが“いかに女のコを乗せて撮影するか”ということ。
せっかくカワイイ顔をしていても、緊張でこわばった表情や不機嫌な顔で撮影していては、魅力ある写真にはなりません。もちろん、その日の体調やプライベートで何かしらあった日などは、つい表情に出がち。でも、そんな彼女たちでもイイ表情で撮影するにはそれなりの“腕”は必要になるでしょう。
そういう私でも、編集者時代には女のコに手こずったことが何度もあります。忙しい営業の合間で撮影することもあるので、女のコが疲れた表情しか出なかったり、触れちゃいけない話題をしたら機嫌を損ねたり…。30分の撮影だとして、前半ほノリノリだったのに急に機嫌が悪くなったりすることもしばしば。
例えに「女心と秋の空」などと言いますが、女のコの気持ちを把握するのは難しいものですよね。
かの“世界のホンダ”の創設者、本田宗一郎さんが言った言葉に
「芸術でも技術でも、いい仕事をするには、 女のことが分かってないとダメなんじゃないかな」
という言葉が残っていますが、この業界の男子スタッフも女心をつかめないと難しいものです。