昨年のリーマンショック以降、派遣切り、自動車業界のリストラなど不景気なニュースばかりですね。
最近、仕事を終えると過去の歴史をひもときこのような不安定な時期に何が成功し、何が失敗したのか調べるのが趣味になってきました。
第一次世界大戦の後、ドイツでは 1923年だけで、ハイパーインフレでお金の価値が 1兆分の 1 になり、例えると250円のハンバーガーが半年後には4000億円の値段になっていました。
多くのまじめな人の貯金や国債は紙屑となり、一部のマネーギャンブラーが借金をして株を買い大成功をおさめ、不公平の極みだったようです。
それから何年後かは把握していませんが、長引く不景気の中でヒトラーが登場し、失業率を激減させ、一躍ヒーローになりました。
虐殺はもちろん許されることではないですが、経済を立て直した業績については、この数日にはじめて知りました。
もし、現在ヒトラーと同じような経済の救世主がアメリカに現れれば、その人をカリスマとして崇めるのではないかと感じています。
私は、革命主義でもテロリストでもなく、ヒトラーを崇拝しているわけでもありませんが、その時代に独裁的なリーダーシップが必然だったと思う。
インターネットでも独裁的な権力を持つサーチエンジン、コンテンツを表示するためのブラウザ、いい悪いは歴史が決めること。明らかに誤っていることでない限り、今は、自分たちのコンテンツをより多くの人に見てもらうための最善を尽くしていきたいと考えている。
何が正しく有用な情報か、自分で判断できる時代に生まれたことを幸せに感じている。
Webにかかわる日々の作業は、華やかな作業より地道な作業が圧倒的に多い。より多くの人に見てもらうという目的を見失うことなく仕事に取組み、また、同じ志を持った人がいれば、ここで働くことを一つの選択肢に加えていただければ幸いです。
次にまた書くことがあると思いますが、そのころには不況の状況が一変していることを願っています。
そして、次回ブログを書くときは、「フロント可変ウイングがもたらしたドライバー優位の F1 チーム勢力の変貌」か、「多部ちゃんのつばさのベストシーントップ10第1回目(勝手にシリーズ化)」をテーマにしようと思っています。