こんにちは。テクニカルのOです。
今回も、私の趣味であるアニメの話題を絡めて、シンデレラグループの行き先といったものについて、語ってみたいと思います。
みなさんは、「戦略」と「戦術」という言葉の違いをご存知でしょうか?
よく「国家戦略」「経営戦略」とか「牛歩戦術」といった言葉を聞きます。
私がこの違いを知った銀河英雄伝説によると、「戦争を登山に例えるなら、登る山を決めるのが「政治」だ。その山を登るルートを決めるのが「戦略」だ。決められたルートを効率良く登るのが「戦術」だ。」だそうです。
戦闘が始まる前までに、部隊の増強、補給路の確保、兵器の開発、攻め込む拠点の選択などを行うのが戦略。戦闘が始まってから、いかに攻めて行くかが戦術です。
これをデスノートに当てはめると(デスノートは戦略と戦術の違いがあまり明確ではない気もしますが)、夜神月がノートを手放す前に(記憶を失う前に)策略を巡らしておくのが戦略。
Lが喫茶店で月を誘導尋問するのは戦術です。
また、銀河英雄伝説には、こんなセリフがあります。
「戦術レベルでの勝利が戦略レベルでの敗北を償い得ないのは軍事上の常識」というヤン・ウェンリー。
ヤンがイゼルローン要塞を放棄するときに部下に言ったもので、「要塞を死守できても帝国軍(ラインハルト側)が同盟(ヤン側)首都惑星を制圧してしまったら意味がない」といった意味だそうです。
少し視点を変えて、「戦略」と「戦術」の融合というものを考えてみます。
コードギアスでは、ルルーシュが「戦略」「戦術」という言葉をよく口にしていました。
戦闘におけるトラップというものは、戦略と戦術どちらに当てはまるのか、ちょっと迷いますが、コードギアスでは、単なる落とし穴のようなものではなく、戦いの行方を先読みしないと用意できないような「使うタイミング」を要求されるもの、戦略の一環とも言える大規模なものがよく出てきました。
R2の24話最終戦では、ダモクレスに侵入してからのルルーシュとシュナイゼルのモニター越しの対話対決場面で……。
また、ガンダムでは、シャアも言っています。「戦いとは、常に二手三手先を読んで行うものだ」と。
ホワイトベースの地球降下時に追撃をかけて撃沈を試みた場面では、結果としてはガンダムに阻止されたわけですが、ホワイトベースは侵入角度が変わり、降下ポイントがジオン勢力圏になってしまいました。
「戦術」の中に「戦略」を織り込んだとも言えるかもしれません。
シンデレラグループも規模が大きくなり、会社運営や複数店舗の連携を活かすといった大きな視点が求められています。
Web製作においても、単発的な思いつきによるページ製作、いつルールが変わるかもしれないSEO対策などに時間をかけるのではなく、しっかりと1年先2年先を見据えた戦略、一つ一つの製作が次につながっていくような戦術、こういったものが求められています。
Webスタッフも、1年前と比較してだいぶ増えてきておりますが、少人数のときと同じ仕事のやり方のままでは、いつか行き詰まり、次の成長につながりません。
大局的な視点で物を考え、実行できる方、いっしょに働いてみませんか?